歴代バンギの紹介 其の二十七 ポータルバニラ!!ファミリーバンギ
2021年12月15日 歴代バンギ紹介
歴代バンギ紹介二十七回目です。
今回はポケモンカードゲーム ソード&シールド 「ファミリーポケモンカードゲーム」(SH)に収録されている《バンギラスV》です。
悪のたねポケモン(ポケモンV)。
いちげきバンギと同じくHPは230。
弱点は草。抵抗力は無し。
にげるエネルギーは従来のバンギに戻り「4」。
レギュレーションマークは「E」。
ファミリーポケカは通常のスターターデッキよりも更に入門セット。
これまでのはじめてセットの様な「初めてポケモンカードに触れる人」向けに開発された商品です。
その為特性持ちは存在せず、ワザのテキストなども複雑な効果が一切無いコインワザや効果無し(いわゆるバニラワザ)のものが多い仕様となっています。
さらに本来のカードなら英語で表記されている部分が日本語になっていたり、テキストも読みやすいように少し大きい文字で書かれています。
ソードシールドのファミリーポケカは雷水の「ピカチュウVデッキ」、炎草の「エースバーンVデッキ」、そして悪闘の「バンギラスVデッキ」の三つが収録されています。
(安価版にはピカチュウ、エースバーンのデッキのみ)
バンギがデッキのメインで収録されるのはLEGENDシリーズ「バンギラス悪」デッキ以来となります。
そしてバンギラスデッキの全てのカードには右下にバンギラスのシルエットマークがあります。
ポケモン、トレーナーズは勿論、エネルギーに至るまで全てがバンギマーク!
これは待ち望んでいた商品ですね!しかもバンギの相方がルカリオVと、闘ポケモンでありバンギカラーである悪、闘のエネルギーがバンギマークで収録されました。今後、自分が使うエネルギーはこのバンギマークのもので決定致しました。本当に夢のような商品ですね。
上のワザ「ぶちかます」は悪無無の3エネ80。
効果の無いバニラワザですが、素の打点ではいちげきバンギの「やまなだれ」より上。
ファミリーバンギのその高いHPから早い段階で80ダメージ出していけばポケモンV相手にはダメージをためれますし、メッソン等小粒のたねなら勿論倒せます。
バンギが「ぶちかます」を持つのはXYのバンギEX以来。進化前のヨーギラス、サナギラスはよく「ぶちかます」を持ってますが、現状バンギはたねポケモンのバンギのみがこのワザを持ってますね。
下のワザ「ランドクラッシュ」は悪悪悪無の4エネ150ダメージ。
同じくバニラワザで色拘束は強め。
ぶちかます→ランドクラッシュと続けばたねのポケモンVを気絶させられ、
ランドクラッシュ2回に《ダンデ》を使えば330ダメージでVMAXを丁度倒す事ができます(ダンデも丁度バンギデッキに入ってます)。
このバンギと全く同じワザ構成のポケモンにホルード(S2a)が存在します。
いちげきバンギと同じく《タフネスマント》+《キルクス温泉》と合わせれば実質HPは300となり元々高いバンギのHPをより一層活かす事ができます。
ファミリーポケカの宿命となるあまり採用されない問題ですが、打点の底上げとして三神や、『ハイテンションダンス』のルンパッパと組み合わせたり、
悪のポケモンの特徴を最大限活かすならやはりムゲンダイナVMAXが考えられます。ムゲンダイナで倒しきれなかったトドメの一撃や、サイドずらしとしても有能です!
イラストレーターはもはやお馴染みのポケカイラストレーター集団である5ban Graphics。
Mバンギ、バンギGX、ヤミバンギに続きバンギイラスト界のトップシェアを独走しています!
バンギ然としたたくましい仁王立ちと強者の咆哮。力強い怪獣姿の全身がひと目で分かるカッコ良さで描かれていますね!テキストが少ない分魅力的なイラストを存分に味わう事ができます。
背景はいわタイプらしく岩の雨が降っていて雰囲気もピッタリですね!
全くのバニラワザのみを持つバンギはこのバンギが初めて。昔から初心者用の簡潔なテキストのバンギが欲しかった自分にとって嬉し過ぎるバンギ!しかもシルエットマーク付きと最高の一言!!
同期のいちげきバンギと共にVMAX、VSTARいつまでもお待ちしてますよ!
では、また次のバンギ紹介で!
今回はポケモンカードゲーム ソード&シールド 「ファミリーポケモンカードゲーム」(SH)に収録されている《バンギラスV》です。
悪のたねポケモン(ポケモンV)。
いちげきバンギと同じくHPは230。
弱点は草。抵抗力は無し。
にげるエネルギーは従来のバンギに戻り「4」。
レギュレーションマークは「E」。
ファミリーポケカは通常のスターターデッキよりも更に入門セット。
これまでのはじめてセットの様な「初めてポケモンカードに触れる人」向けに開発された商品です。
その為特性持ちは存在せず、ワザのテキストなども複雑な効果が一切無いコインワザや効果無し(いわゆるバニラワザ)のものが多い仕様となっています。
さらに本来のカードなら英語で表記されている部分が日本語になっていたり、テキストも読みやすいように少し大きい文字で書かれています。
ソードシールドのファミリーポケカは雷水の「ピカチュウVデッキ」、炎草の「エースバーンVデッキ」、そして悪闘の「バンギラスVデッキ」の三つが収録されています。
(安価版にはピカチュウ、エースバーンのデッキのみ)
バンギがデッキのメインで収録されるのはLEGENDシリーズ「バンギラス悪」デッキ以来となります。
そしてバンギラスデッキの全てのカードには右下にバンギラスのシルエットマークがあります。
ポケモン、トレーナーズは勿論、エネルギーに至るまで全てがバンギマーク!
これは待ち望んでいた商品ですね!しかもバンギの相方がルカリオVと、闘ポケモンでありバンギカラーである悪、闘のエネルギーがバンギマークで収録されました。今後、自分が使うエネルギーはこのバンギマークのもので決定致しました。本当に夢のような商品ですね。
上のワザ「ぶちかます」は悪無無の3エネ80。
効果の無いバニラワザですが、素の打点ではいちげきバンギの「やまなだれ」より上。
ファミリーバンギのその高いHPから早い段階で80ダメージ出していけばポケモンV相手にはダメージをためれますし、メッソン等小粒のたねなら勿論倒せます。
バンギが「ぶちかます」を持つのはXYのバンギEX以来。進化前のヨーギラス、サナギラスはよく「ぶちかます」を持ってますが、現状バンギはたねポケモンのバンギのみがこのワザを持ってますね。
下のワザ「ランドクラッシュ」は悪悪悪無の4エネ150ダメージ。
同じくバニラワザで色拘束は強め。
ぶちかます→ランドクラッシュと続けばたねのポケモンVを気絶させられ、
ランドクラッシュ2回に《ダンデ》を使えば330ダメージでVMAXを丁度倒す事ができます(ダンデも丁度バンギデッキに入ってます)。
このバンギと全く同じワザ構成のポケモンにホルード(S2a)が存在します。
いちげきバンギと同じく《タフネスマント》+《キルクス温泉》と合わせれば実質HPは300となり元々高いバンギのHPをより一層活かす事ができます。
ファミリーポケカの宿命となるあまり採用されない問題ですが、打点の底上げとして三神や、『ハイテンションダンス』のルンパッパと組み合わせたり、
悪のポケモンの特徴を最大限活かすならやはりムゲンダイナVMAXが考えられます。ムゲンダイナで倒しきれなかったトドメの一撃や、サイドずらしとしても有能です!
イラストレーターはもはやお馴染みのポケカイラストレーター集団である5ban Graphics。
Mバンギ、バンギGX、ヤミバンギに続きバンギイラスト界のトップシェアを独走しています!
バンギ然としたたくましい仁王立ちと強者の咆哮。力強い怪獣姿の全身がひと目で分かるカッコ良さで描かれていますね!テキストが少ない分魅力的なイラストを存分に味わう事ができます。
背景はいわタイプらしく岩の雨が降っていて雰囲気もピッタリですね!
全くのバニラワザのみを持つバンギはこのバンギが初めて。昔から初心者用の簡潔なテキストのバンギが欲しかった自分にとって嬉し過ぎるバンギ!しかもシルエットマーク付きと最高の一言!!
同期のいちげきバンギと共にVMAX、VSTARいつまでもお待ちしてますよ!
では、また次のバンギ紹介で!
歴代バンギの紹介 其の二十六 一撃で粉砕!!いちげきバンギV!!
2021年6月14日 歴代バンギ紹介 コメント (2)
歴代バンギ紹介二十六回目です。
今回はポケモンカードゲームソード&シールドシリーズ、拡張パック「一撃マスター」(S5I)に収録されている《バンギラスV》[いちげき]です。
悪のたねポケモン(ポケモンV)。
HPは230。
抵抗力は無し。
弱点は草。久々に闘以外です!
ソードシールドシリーズから悪タイプにVGのあくタイプに加えどくタイプも追加されました。これに伴いあく由来の悪タイプの弱点はこれまでの闘(かくとう)から草(むし)に変更。
どく由来の悪タイプは弱点が闘(じめん)に。
バンギ的には闘の2進化バンギも悪のたねバンギも共に弱点が「草」で統一された感じになります。
にげるエネルギーはこれまでのバンギより少し軽くなり「3」。
レギュレーションマークは「E」。
このバンギは[いちげき]のスタイルを持つポケモンです。
[いちげき]とはEマークから加わったポケモンのくくりで、相手を一撃で倒す程の強力なダメージを放つポケモン達という設定があります。
連続でワザを繰り出す[れんげき]スタイルのポケモンと対をなし、様々なサポートカードの恩恵を受けることで強化されます。
[いちげき][れんげき]はポケモンだけでなくエネルギー、グッズ、スタジアム、サポートと全種類のカードに存在します。
かつてのR団のカード、マグマ団/アクア団のカード、プラズマ団のカードのような存在ですね。
上のワザ、「やまなだれ」は悪無無の3エネで60ダメージ。相手の山札を2枚トラッシュする効果を持ちます。
Vポケモンかつ[いちげき]のポケモンにしては控えめなダメージですが《いちげきエネルギー》をつける度にダメージは+20されていきます。
ちょっと強引ですが《いちげきエネルギー》4枚、《ダンデ》、《ガラルジグザグマ》、《げんきのハチマキ》、[いちげき]の《エンブオー》を並べれば実質220ダメージまで伸び、あの《ザシアンV》をワンパンすることも可能です!
そして効果の相手山札を2枚トラッシュ。バンギと言えば山破壊です!殴りながらLOまで出来るのはかなり貴重で、特にこれほどまとまったダメージを与えられるのは一重に「山を壊す」イメージを持つバンギならではだからでしょう。
《イオルブ》の『バグズレーダー』のような相手の山札を操作できる特性と合わせれば甚大な被害を与えることができます!コントロール系のデッキに入れても面白そう。
終盤になればなるほど相手の山札は必然的に減っているので、奇襲的に登場させれば相手は山札管理をし忘れそのまま「やまなだれ」で山札0にし勝利できるかもしれません!
《いちげきエネルギー》を山から加速できる《ヘルガー》[いちげき]はマスト!
下のワザ、「いちげきクラッシュ」は悪悪無無の4エネで240ダメージ。デメリットとして自分の山札を4枚トラッシュします。
上ワザは相手の山札でしたが、下ワザは自分の山!どちらのワザも山札を破壊する実にバンギらしいテキストですね!
性能は一撃を冠する通り、相手をワンパンできる超高打点を放ちます。素の打点だけでも240、いちげきエネを限界までつければ320までアップしビクティニやレックウザと言った厄介なVMAXを倒すことができます。更に《ガラルジグザグマ》、《げんきのハチマキ》を駆使すればHP330勢、340勢とほぼ全てのVMAXをワンパン!まさに一撃!!
いちげきエネが全部加速できるか不安な時は闘エネも入れ《格闘道場》を採用すれば+10、サイドが負けてる時は+40という打点アップが見込め鬼に金棒ですね!
自分の山札4枚トラッシュは結構な痛手ですが、デメリットをケアできるよう《ふつうのつりざお》や《クララ》を入れるのも良いかもしれません。いちげきエネを落としてしまった場合でも[いちげき]には《活力の壺》という強力なエネサルベージがあるのである程度は連発できます。高打点ワザによくある「エネをx枚トラッシュ」や「次の番ワザを使えない」のようなデメリットじゃないのが強みなので使える時はガンガン使っていきましょう!
高打点+自分の山トラッシュはバンギexの「ぶちきれる」、バンギグレートの「メガトンテール」、闘バンギの「マウンテンスイング」に通じるワザですね。
つけたい道具
バンギラスVと相性の良いポケモンの道具ですが、先ず第一に《タフネスマント》が挙げられます。元々HP230と高いバンギVですが、これによりHPは280とタッグチーム並みになりより倒されにくくなります。ヘルガーの加速で負ったダメカンを緩和できる上に《エール団のおうえんタオル》で回復すれば手のつけようがないアタッカーとなるでしょう。《キルクス温泉》と併用すれば実質HP300となります。
[いちげき]ポケモンなので専用道具《一撃の巻物》2種もオススメ。
《怒りの巻》はダメカンの分だけ増えるダメージ!わざと壁役のようにバンギをバトル場に出し、その高いHPで耐えたあとで返しを狙うのが気持ち良い!「どはつてん」で巻き返しましょう!
《貫通の巻》は中打点貫通ワザ。バンギVの素点は60と240で中間打点がないので、この「だんがんとっぱ」120ダメージはまさにかゆいところに手が届く存在でしょう。炎エネが必要なので《オーロラエネルギー》か《インパクトエネルギー》が必至。
どちらも《グズマ&ハラ》で道具+特殊エネ+スタジアムをサーチでき相性抜群です!
イラストについて
このバンギには通常RR、通常SR、スペシャルアートSR、プロモカードで合計4種類ものイラスト違いが存在します。
RR、SRのイラストを担当されているのはCGデザイナーのヨシダアヤカさん。
肌の質感や毛並感をリアルに表現され、「ポケモンが実在していそう」だと思わせる美しいタッチが印象的なイラストレーターさんです。
RRのバンギV(画像1)は地面を吹き飛ばしながら、まさにこれから[いちげき]の大ワザを放とうとしている凄みを持ったバンギ!
THE怪獣のような佇まいと獲物を睨みつける鋭い目つき、臨戦態勢がカッコ良いイラストです!
バンギの鎧の質感が本当にリアル!
通常SRのバンギV(画像2)はレリーフ加工を施された美しいイラスト。RRとは立ち位置が逆になり、静かな雰囲気で、しかしそれでも狙った相手は確実にしとめる強い意志を感じ取れる素晴らしいイラスト!
背景は綺麗なオレンジ色で、草弱点と相まって闘タイプと勘違いする程。
スペシャルアートSR(画像3)を担当されているのは絵本作家のヒョーゴノスケさん。
ポップで可愛らしく愛らしい、優しいイラストが持ち味の方です。
このスペシャルアートバンギも例に漏れず、なんと横になって爆睡しているバンギ!!
一撃一派のポケモン達の修行後の休憩+お昼寝の様子の1シーン。沢山食べて沢山寝る、そして強くなる!バンギの強さの秘密はココにあったんですね。いくつもの料理、食べ終えて大量に重ねられたお皿。木陰の下でヨダレを垂らしながらすやすや寝るバンギの可愛いこと!
大の字で背中をつける珍しいポーズ。その無防備な姿に修行仲間のチャオブーも少し困惑気味。
絵本の1ページを切り取ったような全てが可愛いで埋め尽くされたイラストです!
これまで攻撃的なイメージのイラストばかりだったバンギですが、寝ているイラストはもちろん初。バンギ史上最も可愛らしいイラストで、おそらく「普段と違う一面を魅せる」スペシャルアートだからこそ実現できたイラストでしょう。
またバンギ以外のポケモンが一緒にいるのも珍しい。メガヤミラミはバンギとタッグだったので、そうではない「カード名以外のポケモンがバンギと同じイラスト内にいる」のは初めて!
※
DNの使用上、画像は3つまでしかアップできません。なんとかプロモのバンギも一緒に載せたかった所ですが、できませんでした。申し訳ございません。
その素晴らしいイラストは検索していただければ幸いです。
※
プロモカードのバンギVのイラストを担当されているのはイラストレーターのPLANETA_Tsujiさん。
3DCGで数多くの迫力あるポケモンのイラストを描かれている大人気イラストレーターさんです。
Tsujiさんご本人もバンギラスは「大好き」とおっしゃっており、まさに一撃で敵を沈めようと攻撃を繰り出す大迫力のバンギの姿が拝めます!
細かな岩が舞っている程の威力を発するのはおそらく「いちげきクラッシュ」!バンギの右腕から放たれるんですね!!
この鋭く凛々しい表情のバンギからは逃れられる事はできない!対峙した相手は一瞬で降伏する程の「破壊力」を見せつける素晴らしいイラストです!
ついに登場したポケモンVのバンギ!
これによりCからEマークの現環境では、闘タイプの2進化バンギと悪タイプのたねバンギのみが存在する、「悪の2進化バンギ」というこれまでのスタンダードなバンギが居ない珍しい環境となった訳です!
そして気になる「バンギラスVMAXは出るの?」いう疑問。VMAXが存在するポケモンVはこれまで全てHPは220が最高でした。
この法則だとHP230であるバンギはVMAXしない説が濃厚ですが、果たして!?
どちらにしてもこんなに強いバンギを出してもらって自分としては感謝しかありません!
公式様!ありがとうございます…!!!
ポケモンVですが[いちげき]のカテゴリー。
はたして[いちげき]じゃないバンギVも出るのか!?
え?出る!!!?ふっふっぅぅぅ〜!!(喜び)
では、また次のバンギ紹介で!
今回はポケモンカードゲームソード&シールドシリーズ、拡張パック「一撃マスター」(S5I)に収録されている《バンギラスV》[いちげき]です。
悪のたねポケモン(ポケモンV)。
HPは230。
抵抗力は無し。
弱点は草。久々に闘以外です!
ソードシールドシリーズから悪タイプにVGのあくタイプに加えどくタイプも追加されました。これに伴いあく由来の悪タイプの弱点はこれまでの闘(かくとう)から草(むし)に変更。
どく由来の悪タイプは弱点が闘(じめん)に。
バンギ的には闘の2進化バンギも悪のたねバンギも共に弱点が「草」で統一された感じになります。
にげるエネルギーはこれまでのバンギより少し軽くなり「3」。
レギュレーションマークは「E」。
このバンギは[いちげき]のスタイルを持つポケモンです。
[いちげき]とはEマークから加わったポケモンのくくりで、相手を一撃で倒す程の強力なダメージを放つポケモン達という設定があります。
連続でワザを繰り出す[れんげき]スタイルのポケモンと対をなし、様々なサポートカードの恩恵を受けることで強化されます。
[いちげき][れんげき]はポケモンだけでなくエネルギー、グッズ、スタジアム、サポートと全種類のカードに存在します。
かつてのR団のカード、マグマ団/アクア団のカード、プラズマ団のカードのような存在ですね。
上のワザ、「やまなだれ」は悪無無の3エネで60ダメージ。相手の山札を2枚トラッシュする効果を持ちます。
Vポケモンかつ[いちげき]のポケモンにしては控えめなダメージですが《いちげきエネルギー》をつける度にダメージは+20されていきます。
ちょっと強引ですが《いちげきエネルギー》4枚、《ダンデ》、《ガラルジグザグマ》、《げんきのハチマキ》、[いちげき]の《エンブオー》を並べれば実質220ダメージまで伸び、あの《ザシアンV》をワンパンすることも可能です!
そして効果の相手山札を2枚トラッシュ。バンギと言えば山破壊です!殴りながらLOまで出来るのはかなり貴重で、特にこれほどまとまったダメージを与えられるのは一重に「山を壊す」イメージを持つバンギならではだからでしょう。
《イオルブ》の『バグズレーダー』のような相手の山札を操作できる特性と合わせれば甚大な被害を与えることができます!コントロール系のデッキに入れても面白そう。
終盤になればなるほど相手の山札は必然的に減っているので、奇襲的に登場させれば相手は山札管理をし忘れそのまま「やまなだれ」で山札0にし勝利できるかもしれません!
《いちげきエネルギー》を山から加速できる《ヘルガー》[いちげき]はマスト!
下のワザ、「いちげきクラッシュ」は悪悪無無の4エネで240ダメージ。デメリットとして自分の山札を4枚トラッシュします。
上ワザは相手の山札でしたが、下ワザは自分の山!どちらのワザも山札を破壊する実にバンギらしいテキストですね!
性能は一撃を冠する通り、相手をワンパンできる超高打点を放ちます。素の打点だけでも240、いちげきエネを限界までつければ320までアップしビクティニやレックウザと言った厄介なVMAXを倒すことができます。更に《ガラルジグザグマ》、《げんきのハチマキ》を駆使すればHP330勢、340勢とほぼ全てのVMAXをワンパン!まさに一撃!!
いちげきエネが全部加速できるか不安な時は闘エネも入れ《格闘道場》を採用すれば+10、サイドが負けてる時は+40という打点アップが見込め鬼に金棒ですね!
自分の山札4枚トラッシュは結構な痛手ですが、デメリットをケアできるよう《ふつうのつりざお》や《クララ》を入れるのも良いかもしれません。いちげきエネを落としてしまった場合でも[いちげき]には《活力の壺》という強力なエネサルベージがあるのである程度は連発できます。高打点ワザによくある「エネをx枚トラッシュ」や「次の番ワザを使えない」のようなデメリットじゃないのが強みなので使える時はガンガン使っていきましょう!
高打点+自分の山トラッシュはバンギexの「ぶちきれる」、バンギグレートの「メガトンテール」、闘バンギの「マウンテンスイング」に通じるワザですね。
つけたい道具
バンギラスVと相性の良いポケモンの道具ですが、先ず第一に《タフネスマント》が挙げられます。元々HP230と高いバンギVですが、これによりHPは280とタッグチーム並みになりより倒されにくくなります。ヘルガーの加速で負ったダメカンを緩和できる上に《エール団のおうえんタオル》で回復すれば手のつけようがないアタッカーとなるでしょう。《キルクス温泉》と併用すれば実質HP300となります。
[いちげき]ポケモンなので専用道具《一撃の巻物》2種もオススメ。
《怒りの巻》はダメカンの分だけ増えるダメージ!わざと壁役のようにバンギをバトル場に出し、その高いHPで耐えたあとで返しを狙うのが気持ち良い!「どはつてん」で巻き返しましょう!
《貫通の巻》は中打点貫通ワザ。バンギVの素点は60と240で中間打点がないので、この「だんがんとっぱ」120ダメージはまさにかゆいところに手が届く存在でしょう。炎エネが必要なので《オーロラエネルギー》か《インパクトエネルギー》が必至。
どちらも《グズマ&ハラ》で道具+特殊エネ+スタジアムをサーチでき相性抜群です!
イラストについて
このバンギには通常RR、通常SR、スペシャルアートSR、プロモカードで合計4種類ものイラスト違いが存在します。
RR、SRのイラストを担当されているのはCGデザイナーのヨシダアヤカさん。
肌の質感や毛並感をリアルに表現され、「ポケモンが実在していそう」だと思わせる美しいタッチが印象的なイラストレーターさんです。
RRのバンギV(画像1)は地面を吹き飛ばしながら、まさにこれから[いちげき]の大ワザを放とうとしている凄みを持ったバンギ!
THE怪獣のような佇まいと獲物を睨みつける鋭い目つき、臨戦態勢がカッコ良いイラストです!
バンギの鎧の質感が本当にリアル!
通常SRのバンギV(画像2)はレリーフ加工を施された美しいイラスト。RRとは立ち位置が逆になり、静かな雰囲気で、しかしそれでも狙った相手は確実にしとめる強い意志を感じ取れる素晴らしいイラスト!
背景は綺麗なオレンジ色で、草弱点と相まって闘タイプと勘違いする程。
スペシャルアートSR(画像3)を担当されているのは絵本作家のヒョーゴノスケさん。
ポップで可愛らしく愛らしい、優しいイラストが持ち味の方です。
このスペシャルアートバンギも例に漏れず、なんと横になって爆睡しているバンギ!!
一撃一派のポケモン達の修行後の休憩+お昼寝の様子の1シーン。沢山食べて沢山寝る、そして強くなる!バンギの強さの秘密はココにあったんですね。いくつもの料理、食べ終えて大量に重ねられたお皿。木陰の下でヨダレを垂らしながらすやすや寝るバンギの可愛いこと!
大の字で背中をつける珍しいポーズ。その無防備な姿に修行仲間のチャオブーも少し困惑気味。
絵本の1ページを切り取ったような全てが可愛いで埋め尽くされたイラストです!
これまで攻撃的なイメージのイラストばかりだったバンギですが、寝ているイラストはもちろん初。バンギ史上最も可愛らしいイラストで、おそらく「普段と違う一面を魅せる」スペシャルアートだからこそ実現できたイラストでしょう。
またバンギ以外のポケモンが一緒にいるのも珍しい。メガヤミラミはバンギとタッグだったので、そうではない「カード名以外のポケモンがバンギと同じイラスト内にいる」のは初めて!
※
DNの使用上、画像は3つまでしかアップできません。なんとかプロモのバンギも一緒に載せたかった所ですが、できませんでした。申し訳ございません。
その素晴らしいイラストは検索していただければ幸いです。
※
プロモカードのバンギVのイラストを担当されているのはイラストレーターのPLANETA_Tsujiさん。
3DCGで数多くの迫力あるポケモンのイラストを描かれている大人気イラストレーターさんです。
Tsujiさんご本人もバンギラスは「大好き」とおっしゃっており、まさに一撃で敵を沈めようと攻撃を繰り出す大迫力のバンギの姿が拝めます!
細かな岩が舞っている程の威力を発するのはおそらく「いちげきクラッシュ」!バンギの右腕から放たれるんですね!!
この鋭く凛々しい表情のバンギからは逃れられる事はできない!対峙した相手は一瞬で降伏する程の「破壊力」を見せつける素晴らしいイラストです!
ついに登場したポケモンVのバンギ!
これによりCからEマークの現環境では、闘タイプの2進化バンギと悪タイプのたねバンギのみが存在する、「悪の2進化バンギ」というこれまでのスタンダードなバンギが居ない珍しい環境となった訳です!
そして気になる「バンギラスVMAXは出るの?」いう疑問。VMAXが存在するポケモンVはこれまで全てHPは220が最高でした。
この法則だとHP230であるバンギはVMAXしない説が濃厚ですが、果たして!?
どちらにしてもこんなに強いバンギを出してもらって自分としては感謝しかありません!
公式様!ありがとうございます…!!!
ポケモンVですが[いちげき]のカテゴリー。
はたして[いちげき]じゃないバンギVも出るのか!?
え?出る!!!?ふっふっぅぅぅ〜!!(喜び)
では、また次のバンギ紹介で!
歴代バンギの紹介 其の二十五 令和の茶バンギ
2020年8月14日 歴代バンギ紹介
歴代バンギ紹介二十五回目です。
今回はポケモンカードゲーム ソード&シールドシリーズ、強化拡張パック「爆炎ウォーカー」(S2a)に収録されている《バンギラス》です。
闘の2進化ポケモン。
純粋な闘タイプのバンギは旧裏《わるいバンギラス》Lv.47 以来ですね!(闘悪混合はPCGの《わるいバンギラス》も)
また《わるい〜》など特別なポケモンを除く通常バンギとしては初の闘タイプとなります。
弱点は草、抵抗力は無し。にげるエネルギーはおなじみの4。
HPはまたまた引き上がり通常バンギ史上最高の「180」。
レギュレーションマークは「D」。
タイプは違いますが、ワザの効果から見るに《バンギラスex》(PCG4)のリメイクと言えるバンギです。
上のワザ、「がんばんくずし」は闘無無の3エネで120ダメージ。場のスタジアムをトラッシュする効果があります。
トラッシュする効果は強制なので自分が出しているスタジアムもトラッシュしてしまうデメリットがあります。基本は相手のスタジアム、特に妨害系として多くのデッキで見られる《混沌のうねり》やグッズ/サポートで壊せない◇(プリズムスター)のスタジアムをトラッシュできれば役割は充分に果たせたと言えるでしょう。
闘デッキに必須の《格闘道場》ならば、トラッシュされても打点の+10または+40はされるので恐れずガンガン場に出しましょう。
同じく必須の《ディアンシー◇》、《げんきのハチマキ》、そして《格闘道場》でのサイドが負けている状態ならば最大で190ダメージまで打点が伸び、あの《ムゲンダイナV MAX》も楽々ワンパンできます。
効果的に、バンギexの「たたきこわす」のリメイクですね。
下のワザ、「マウンテンスイング」は闘闘無無の4エネで250ダメージ。自分の山札を5枚トラッシュするスーサイド系の大ワザです。
バンギexの最終ウェポンだった「ぶちきれる」を彷彿とさせるテキストです。トラッシュ枚数は3枚→5枚と増え、ダメージに至っては倍以上となっている所に時代の流れのインフレを感じます。
250の威力は《ザシアンV》をはじめ殆どのV / GXをワンパンでき、上記のディアンシー+格闘道場なら最大310ダメージまで出す事ができます。
《げんきのハチマキ》と《ガラル ジグザグマ》の特性を駆使すれば巨大なV MAXポケモンすら沈められますが、いかんせん4エネ。
サイドが負けている時に闘エネ1個分少なくさせる《くろおび》はマスト。格闘道場とも噛み合います。
またバンギと同じく2進化ですが《ふしぎなアメ》を共有できる《セキタンザン》の『タールジェネレート』を使えば闘と炎の2色になりますが素早くエネ加速できます。
250ダメージはヤミバンギのギガフォール同様、打点固定のワザとしてはバンギ史上最大。ポケモンカード全体としても300に次ぐ最強クラスのダメージです。
強力極まりないワザとはいえ、やはり山札5枚トラッシュは厳しく、乱発できないのでここぞという時に使用しましょう。
このバンギを早く完成させる手助けとして、トレーナーズを持ってくる《ジラーチ》(SM8a)、アメなどキーカードをデッキトップに乗せ《博士の研究》へ繋げる2進化デッキ必須の《ヤレユータン》(S1H)はマスト。
《シルヴァディGX》(SM11b)も手札補充+良いサブアタッカーになってくれます。
進化前の《サナギラス》は「ロケットしんか」というダメージ+自身の進化というワザを持っています。ばくれつしんか→だんがんしんか→ロケットしんかと、進化関連効果を持つテキストですね。自分は同じポケモン内で統一感を見出すのが好きなのでこういった似た効果を引き継いでくれるのは嬉しいです。
イラストレーターは漫画家の凪水そうさん。
光と陰の使い方が抜群で、アニメチックかつ柔らかい印象と可愛いらしいイラストを描かれる方です。
森(密林?)の中で煙と赤いオーラを放つバンギが今まさに攻撃しようとする姿が描かれています。
低い姿勢からこちらを睨む表情は、がんばんくずしともマウンテンスイングを撃とうとしてるようにも見えます。パックタイトル「爆炎ウォーカー」にかけてバンギの熱い闘志が燃えているのかもしれませんね。
姫野先生のバンギ同様可愛いバンギのイラストで、全身の鎧の、光のグラデーションが印象的な見事なイラストです。
さて、新時代となり久しぶりに闘タイプとして収録されたバンギですが、暴れまわる悪の軍団・ティア1ムゲンダイナへのアンチ色として環境をかき乱します。
ソードシールドに突入し、悪タイプにはゲームでのどくタイプが編入され、あくタイプ由来の悪ポケモンは草弱点(むし)、どくタイプ由来の悪ポケは闘弱点(じめん)となりました。
バンギはゲームではくさもむしも弱点なので今後悪タイプとして出ても闘タイプで出ても草弱点で統一されるでしょう。ただ、どくが入った事により悪ポケの数が増えたのに伴い、もしかしたらソードシールドシリーズでは闘タイプでこれからも収録されるかもしれませんね。その方がヨーギ、サナギとも色が合いますし。
もちろん、バンギなら闘でも悪でも炎でも雷でもどんなタイプでも愛しますよ!!!
では、また次のバンギ紹介で。
今回はポケモンカードゲーム ソード&シールドシリーズ、強化拡張パック「爆炎ウォーカー」(S2a)に収録されている《バンギラス》です。
闘の2進化ポケモン。
純粋な闘タイプのバンギは旧裏《わるいバンギラス》Lv.47 以来ですね!(闘悪混合はPCGの《わるいバンギラス》も)
また《わるい〜》など特別なポケモンを除く通常バンギとしては初の闘タイプとなります。
弱点は草、抵抗力は無し。にげるエネルギーはおなじみの4。
HPはまたまた引き上がり通常バンギ史上最高の「180」。
レギュレーションマークは「D」。
タイプは違いますが、ワザの効果から見るに《バンギラスex》(PCG4)のリメイクと言えるバンギです。
上のワザ、「がんばんくずし」は闘無無の3エネで120ダメージ。場のスタジアムをトラッシュする効果があります。
トラッシュする効果は強制なので自分が出しているスタジアムもトラッシュしてしまうデメリットがあります。基本は相手のスタジアム、特に妨害系として多くのデッキで見られる《混沌のうねり》やグッズ/サポートで壊せない◇(プリズムスター)のスタジアムをトラッシュできれば役割は充分に果たせたと言えるでしょう。
闘デッキに必須の《格闘道場》ならば、トラッシュされても打点の+10または+40はされるので恐れずガンガン場に出しましょう。
同じく必須の《ディアンシー◇》、《げんきのハチマキ》、そして《格闘道場》でのサイドが負けている状態ならば最大で190ダメージまで打点が伸び、あの《ムゲンダイナV MAX》も楽々ワンパンできます。
効果的に、バンギexの「たたきこわす」のリメイクですね。
下のワザ、「マウンテンスイング」は闘闘無無の4エネで250ダメージ。自分の山札を5枚トラッシュするスーサイド系の大ワザです。
バンギexの最終ウェポンだった「ぶちきれる」を彷彿とさせるテキストです。トラッシュ枚数は3枚→5枚と増え、ダメージに至っては倍以上となっている所に時代の流れのインフレを感じます。
250の威力は《ザシアンV》をはじめ殆どのV / GXをワンパンでき、上記のディアンシー+格闘道場なら最大310ダメージまで出す事ができます。
《げんきのハチマキ》と《ガラル ジグザグマ》の特性を駆使すれば巨大なV MAXポケモンすら沈められますが、いかんせん4エネ。
サイドが負けている時に闘エネ1個分少なくさせる《くろおび》はマスト。格闘道場とも噛み合います。
またバンギと同じく2進化ですが《ふしぎなアメ》を共有できる《セキタンザン》の『タールジェネレート』を使えば闘と炎の2色になりますが素早くエネ加速できます。
250ダメージはヤミバンギのギガフォール同様、打点固定のワザとしてはバンギ史上最大。ポケモンカード全体としても300に次ぐ最強クラスのダメージです。
強力極まりないワザとはいえ、やはり山札5枚トラッシュは厳しく、乱発できないのでここぞという時に使用しましょう。
このバンギを早く完成させる手助けとして、トレーナーズを持ってくる《ジラーチ》(SM8a)、アメなどキーカードをデッキトップに乗せ《博士の研究》へ繋げる2進化デッキ必須の《ヤレユータン》(S1H)はマスト。
《シルヴァディGX》(SM11b)も手札補充+良いサブアタッカーになってくれます。
進化前の《サナギラス》は「ロケットしんか」というダメージ+自身の進化というワザを持っています。ばくれつしんか→だんがんしんか→ロケットしんかと、進化関連効果を持つテキストですね。自分は同じポケモン内で統一感を見出すのが好きなのでこういった似た効果を引き継いでくれるのは嬉しいです。
イラストレーターは漫画家の凪水そうさん。
光と陰の使い方が抜群で、アニメチックかつ柔らかい印象と可愛いらしいイラストを描かれる方です。
森(密林?)の中で煙と赤いオーラを放つバンギが今まさに攻撃しようとする姿が描かれています。
低い姿勢からこちらを睨む表情は、がんばんくずしともマウンテンスイングを撃とうとしてるようにも見えます。パックタイトル「爆炎ウォーカー」にかけてバンギの熱い闘志が燃えているのかもしれませんね。
姫野先生のバンギ同様可愛いバンギのイラストで、全身の鎧の、光のグラデーションが印象的な見事なイラストです。
さて、新時代となり久しぶりに闘タイプとして収録されたバンギですが、暴れまわる悪の軍団・ティア1ムゲンダイナへのアンチ色として環境をかき乱します。
ソードシールドに突入し、悪タイプにはゲームでのどくタイプが編入され、あくタイプ由来の悪ポケモンは草弱点(むし)、どくタイプ由来の悪ポケは闘弱点(じめん)となりました。
バンギはゲームではくさもむしも弱点なので今後悪タイプとして出ても闘タイプで出ても草弱点で統一されるでしょう。ただ、どくが入った事により悪ポケの数が増えたのに伴い、もしかしたらソードシールドシリーズでは闘タイプでこれからも収録されるかもしれませんね。その方がヨーギ、サナギとも色が合いますし。
もちろん、バンギなら闘でも悪でも炎でも雷でもどんなタイプでも愛しますよ!!!
では、また次のバンギ紹介で。
歴代バンギの紹介 其の二十四 極上のプラスワン!ヤミバンギGX
2019年8月10日 歴代バンギ紹介
歴代バンギ紹介二十四回目です。
今回はポケモンカードゲームサンムーンシリーズ「ミラクルツイン」(SM11)に収録されている《メガヤミラミ&バンギラスGX》です。
2匹のポケモンがタッグを組んでGXとして共闘する「TAG TEAM GX」(昔の伝説ポケモンに近い感じです)。
全てたねポケモンであり、通常のGXを凌駕する高いHPと強力なワザを持っていますが倒された時にサイドを3枚引かれるデメリットもあります。
ドリームリーグ(2019年8月)現在、メガシンカ勢がタッグの相棒なのはバンギのみです。
悪タイプのたねポケモン、闘弱点・超抵抗、にげる4とおなじみのバンギ感(ヤミラミ感はない)。
HPはこれまでのバンギ史上最高の280!TAG TEAMの中でも2番目のHPの多さです。
※呼称としてはヤミバンギ、ラミバンギ、メガバンギ、ヤミバン、ミラン…と各人が思い思いに呼んでいますが、ここでは「ヤミバンギ」に統一します。
通常ワザ「グリードクラッシュ」は悪悪悪悪無(5エネ)で210ダメージ。
相手のGX・EXをきぜつさせれば、更にサイドを1枚追加で取ることができる強力なワザです。
ヤミバンギは通常ワザとGXワザの二つのワザで構成されていますが、GXワザは二度使う事はできないので基本的にこのバンギのメインウェポンとなります。
ルールに介入するワザが弱いわけがなく、ダメージも210と1進化GXくらいまでなら難なく倒すことができるため《グズマ》《グレートキャッチャー》などでGXを引っ張れば相手にとって脅威となること間違い無いでしょう。
デメリットは一目瞭然のエネの多さ。ただの5エネではなく悪悪悪悪無と色拘束とえげつないです。
普通にエネを貼っていっては間に合わないので、エネ加速ワザで対応する、《ビーストリング》などで加速した「ウルトラビースト」に《クチナシ》でヤミバンギに入れ替える、《ガオガエンGX》や《アーゴヨン》(SM8)、《ダークライGX》の特性で悪エネをチャージし《マニューラGX》の『シャドーコネクション』で悪エネをぐるぐる付け替えるなどいくつか方法があります。
特にマニュGXと組み合わせるなら《まんたんのくすり》で全回復でき、その高いHPをいかんなく発揮できます。
《こだわりハチマキ》《喰いつくされた原野》で250までのびるのでダメージを増幅したいところですが、要求エネの多さを考え《学習装置》《カウンターゲイン》なども採用したいですね。
数少ないメガヤミラミ要素としてはワザ名「グリード」に使われていますね。欲張りにサイドもプラスワン!ワンポイントですが、このカードの核でありかなり重要です。
GXワザは「ギガフォールGX」。悪悪悪悪無+(5エネ)で250ダメージ。
追加でエネルギーが5個、合計で10エネついているなら、相手の山札を15枚トラッシュしてしまう必殺技です。
《こだわりハチマキ》をつければ殆どのTAG TEAMも一撃ですね。
要求エネは「グリードクラッシュ」と同じなので、ここぞという時には使えるようになっているでしょう。
TAG TEAMのGXワザ特有の+効果。ヤミバンギはその中でも一番重い10エネ!
ただ、追加の5エネはなんでも良いので、《ダブル無色エネルギー 》を貼れば思ったよりも早く条件を満たすし、上記のマニュGXでエネを管理するのも一考です。
15枚もの山札トラッシュは、相手の戦略をガタガタにできますし、場合によっては山札を削り切ることができます。まさに「撃てば勝ち」と言える大ワザですね。
山札破壊(LO)を持つバンギは久々ですが、過去のシリーズではバンギは自分相手問わず山を壊しまくっていました。ポケモン図鑑でのバンギラスの説明通りですね。
イラストについて。
TAG TEAMはイラストが何と4種類もあります(DNの都合上3つまでしか画像を載せられませんが)。
通常レアリティRRのイラストレーターは、説明不要のポケカイラストのレジェンド・公認イラストレーターでもある有田満弘先生です。
一部の例外を除き、RRのTAG TEAMのイラスト(とパックイラスト)は全て有田先生によって描かれています。
有田先生がバンギを描くのはPCG時代のバンギex、δ種バンギに続き3枚目。
暗い空間に力強い立ち姿のバンギと怪しく笑うメガヤミラミが美しいイラストとなり我々を迎えてくれます。
一見しただけだと、大きな宝石にメガヤミラミの表情が映っているだけと思いがちですが、実はバンギの目元も宝石に反射しています。
メガヤミラミの特徴とバンギの格好良さを併せ持つ、計算された素晴らしいイラストですね!
SR、HRのイラストは5ban Graphics。
3DCGのイラストではもはやおなじみ、イラストレーターチームです。
バンギEX、バンギGXのイラストも担当していますね。
ここではSRの画像のみですが、HRもイラスト自体は同じで色合いのみレインボー加工がされています。
バンギの肩にちょこんと乗ったメガヤミラミ。「大きいポケモンと小柄のポケモン」というTAG TEAMに多く見られるスタンダードなコンビ感を表したイラストです。
戦闘面では主にバンギが攻撃し、そのサポートをメガヤミラミがする…歴戦の相棒のような安心感をみることができます。レリーフ加工も相まって肖像のような完成度ですね。
最高レアリティであるSR(スペシャルアート)はchibi先生。
幻想的な中で可愛らしくポケモンを描かれるのが特徴の方です。
スペシャルアートはTAGを組むポケモン達の「出会い」が描かれています。
イラストから推測するに、鉱山で出会ったバンギとヤミラミ。ヤミラミの秘密の場所に案内され、その宝石の多さに驚きと感動の様子のバンギ。ヤミラミは好物(鉱物だけに)の宝石を食べながら、混ざっていたメガストーンでメガシンカしている…という場面でしょうか?
どちらかというとメガヤミラミが主体のイラストですが、可愛らしいタッチ・色使いで2匹の愛らしさが引き出され、ほんわかするイラストとなっています。座りながら宝石に手を伸ばすバンギが可愛い!宝石の輝きで身体がキラキラしてるのも素敵ですね。
TAG TEAMというシステムが発表されて以降、「バンギのTAGが出て欲しい」と思う反面、ポケモンの数や不遇ポケモン達を優先して欲しいとも思う気持ちからなかなかバンギが出るのは難しいと考えていました。
しかし、バンギはTAGとなりました!「カッコ良い人気のポケモン」と「マスコット的要素を含みながらXY期にメガ進化EXとしてカード化されなかった不遇ポケモン」という条件を満たしたのです。そう考えると、この組み合わせには納得しかありませんね。
エネも5エネ(10エネ)と「重いバンギ」が表現されています。
ただ、ワガママを言うと1エネで起動するワザも欲しかったかな…?
あとこれまでのバンギはワザ名が日本語由来のひらがなワザを持つのが定番だったので、そこも少し寂しいところ。
しかし勿論、新たな、そして強力なバンギが出てきてくれたことには感謝しかありません!
この喜びと熱量を胸に、なんとしてもこのヤミバンギで!大型大会で結果を残したいです!
では、また次のバンギ紹介で。
今回はポケモンカードゲームサンムーンシリーズ「ミラクルツイン」(SM11)に収録されている《メガヤミラミ&バンギラスGX》です。
2匹のポケモンがタッグを組んでGXとして共闘する「TAG TEAM GX」(昔の伝説ポケモンに近い感じです)。
全てたねポケモンであり、通常のGXを凌駕する高いHPと強力なワザを持っていますが倒された時にサイドを3枚引かれるデメリットもあります。
ドリームリーグ(2019年8月)現在、メガシンカ勢がタッグの相棒なのはバンギのみです。
悪タイプのたねポケモン、闘弱点・超抵抗、にげる4とおなじみのバンギ感(ヤミラミ感はない)。
HPはこれまでのバンギ史上最高の280!TAG TEAMの中でも2番目のHPの多さです。
※呼称としてはヤミバンギ、ラミバンギ、メガバンギ、ヤミバン、ミラン…と各人が思い思いに呼んでいますが、ここでは「ヤミバンギ」に統一します。
通常ワザ「グリードクラッシュ」は悪悪悪悪無(5エネ)で210ダメージ。
相手のGX・EXをきぜつさせれば、更にサイドを1枚追加で取ることができる強力なワザです。
ヤミバンギは通常ワザとGXワザの二つのワザで構成されていますが、GXワザは二度使う事はできないので基本的にこのバンギのメインウェポンとなります。
ルールに介入するワザが弱いわけがなく、ダメージも210と1進化GXくらいまでなら難なく倒すことができるため《グズマ》《グレートキャッチャー》などでGXを引っ張れば相手にとって脅威となること間違い無いでしょう。
デメリットは一目瞭然のエネの多さ。ただの5エネではなく悪悪悪悪無と色拘束とえげつないです。
普通にエネを貼っていっては間に合わないので、エネ加速ワザで対応する、《ビーストリング》などで加速した「ウルトラビースト」に《クチナシ》でヤミバンギに入れ替える、《ガオガエンGX》や《アーゴヨン》(SM8)、《ダークライGX》の特性で悪エネをチャージし《マニューラGX》の『シャドーコネクション』で悪エネをぐるぐる付け替えるなどいくつか方法があります。
特にマニュGXと組み合わせるなら《まんたんのくすり》で全回復でき、その高いHPをいかんなく発揮できます。
《こだわりハチマキ》《喰いつくされた原野》で250までのびるのでダメージを増幅したいところですが、要求エネの多さを考え《学習装置》《カウンターゲイン》なども採用したいですね。
数少ないメガヤミラミ要素としてはワザ名「グリード」に使われていますね。欲張りにサイドもプラスワン!ワンポイントですが、このカードの核でありかなり重要です。
GXワザは「ギガフォールGX」。悪悪悪悪無+(5エネ)で250ダメージ。
追加でエネルギーが5個、合計で10エネついているなら、相手の山札を15枚トラッシュしてしまう必殺技です。
《こだわりハチマキ》をつければ殆どのTAG TEAMも一撃ですね。
要求エネは「グリードクラッシュ」と同じなので、ここぞという時には使えるようになっているでしょう。
TAG TEAMのGXワザ特有の+効果。ヤミバンギはその中でも一番重い10エネ!
ただ、追加の5エネはなんでも良いので、《ダブル無色エネルギー 》を貼れば思ったよりも早く条件を満たすし、上記のマニュGXでエネを管理するのも一考です。
15枚もの山札トラッシュは、相手の戦略をガタガタにできますし、場合によっては山札を削り切ることができます。まさに「撃てば勝ち」と言える大ワザですね。
山札破壊(LO)を持つバンギは久々ですが、過去のシリーズではバンギは自分相手問わず山を壊しまくっていました。ポケモン図鑑でのバンギラスの説明通りですね。
イラストについて。
TAG TEAMはイラストが何と4種類もあります(DNの都合上3つまでしか画像を載せられませんが)。
通常レアリティRRのイラストレーターは、説明不要のポケカイラストのレジェンド・公認イラストレーターでもある有田満弘先生です。
一部の例外を除き、RRのTAG TEAMのイラスト(とパックイラスト)は全て有田先生によって描かれています。
有田先生がバンギを描くのはPCG時代のバンギex、δ種バンギに続き3枚目。
暗い空間に力強い立ち姿のバンギと怪しく笑うメガヤミラミが美しいイラストとなり我々を迎えてくれます。
一見しただけだと、大きな宝石にメガヤミラミの表情が映っているだけと思いがちですが、実はバンギの目元も宝石に反射しています。
メガヤミラミの特徴とバンギの格好良さを併せ持つ、計算された素晴らしいイラストですね!
SR、HRのイラストは5ban Graphics。
3DCGのイラストではもはやおなじみ、イラストレーターチームです。
バンギEX、バンギGXのイラストも担当していますね。
ここではSRの画像のみですが、HRもイラスト自体は同じで色合いのみレインボー加工がされています。
バンギの肩にちょこんと乗ったメガヤミラミ。「大きいポケモンと小柄のポケモン」というTAG TEAMに多く見られるスタンダードなコンビ感を表したイラストです。
戦闘面では主にバンギが攻撃し、そのサポートをメガヤミラミがする…歴戦の相棒のような安心感をみることができます。レリーフ加工も相まって肖像のような完成度ですね。
最高レアリティであるSR(スペシャルアート)はchibi先生。
幻想的な中で可愛らしくポケモンを描かれるのが特徴の方です。
スペシャルアートはTAGを組むポケモン達の「出会い」が描かれています。
イラストから推測するに、鉱山で出会ったバンギとヤミラミ。ヤミラミの秘密の場所に案内され、その宝石の多さに驚きと感動の様子のバンギ。ヤミラミは好物(鉱物だけに)の宝石を食べながら、混ざっていたメガストーンでメガシンカしている…という場面でしょうか?
どちらかというとメガヤミラミが主体のイラストですが、可愛らしいタッチ・色使いで2匹の愛らしさが引き出され、ほんわかするイラストとなっています。座りながら宝石に手を伸ばすバンギが可愛い!宝石の輝きで身体がキラキラしてるのも素敵ですね。
TAG TEAMというシステムが発表されて以降、「バンギのTAGが出て欲しい」と思う反面、ポケモンの数や不遇ポケモン達を優先して欲しいとも思う気持ちからなかなかバンギが出るのは難しいと考えていました。
しかし、バンギはTAGとなりました!「カッコ良い人気のポケモン」と「マスコット的要素を含みながらXY期にメガ進化EXとしてカード化されなかった不遇ポケモン」という条件を満たしたのです。そう考えると、この組み合わせには納得しかありませんね。
エネも5エネ(10エネ)と「重いバンギ」が表現されています。
ただ、ワガママを言うと1エネで起動するワザも欲しかったかな…?
あとこれまでのバンギはワザ名が日本語由来のひらがなワザを持つのが定番だったので、そこも少し寂しいところ。
しかし勿論、新たな、そして強力なバンギが出てきてくれたことには感謝しかありません!
この喜びと熱量を胸に、なんとしてもこのヤミバンギで!大型大会で結果を残したいです!
では、また次のバンギ紹介で。
歴代バンギの紹介 其の二十三 かみちぎるバンギ2018
2018年12月25日 歴代バンギ紹介歴代バンギ紹介二十三回目です。
前回のバンギGX登場から、なんと1ヶ月後!新たなバンギの早すぎる収録に、喜びと戸惑い、箱が予約できてない焦りで感情がぐちゃぐちゃでした(ポケカは現在、毎月新弾や関連商品を販売していくという狂気の商品戦略をしています。そして空前のポケモンカードブームで、各地でパック品切れ、予約不可が続出)。
自分はなんとか箱を入手し、無事バンギを手に入れました!!
今回はポケモンカードゲームサンムーンシリーズ、強化拡張パック「ダークオーダー」(SM8a)に収録されている《バンギラス》です。
悪の2進化ポケモン、弱点、抵抗力はおなじみ闘と超。
バンギといえば重量級!にげるエネルギーが4に戻りました。
HPはSM6bのバンギから引き続き「170」。
ワザ構成から、PCGシリーズ「ロケット団の逆襲」のわるいバンギ(PCG3)のリメイクと言えますね!
上のワザ、「スピンテール」は悪無無の3エネで、相手のポケモン全員に30ダメージずつ与えるバラマキワザ。
バンギGXの「あばれさじん」はベンチのたねポケモン限定のバラマキでしたが、スピンテールは無条件で30ダメージ。進化前、《ヨーギラス》の「きずをえぐる」のダメージ増加の条件を満たし、バンギ自身の下のワザの打点調整にもなります。
もちろん、ベンチに逃げた僅かなHPのポケモンへのとどめ、ダメカン操作ワザポケモンとのコンボ、にげエネ重い相手ポケモンをバトル場にしばり、じりじりベンチへダメージ与えるなど、使い方は多岐にわたります。
バンギが「スピンテール」を持つのはわるいバンギ(全員に20ダメージ)、姫野さんバンギ(全員に30ダメージ)に続き3枚目。
このバンギはSMシリーズに入って、3種類目のバンギとなりますが、「なぎたおす」、「あばれさじん」、そして「スピンテール」。SMレギュにおけるバンギのテーマは「(ダメカンの)バラマキ」だと確信しました!
準テーマはリメイクですかね?
下のワザ「かみちぎる」は悪無無無の4エネで基本打点は130ダメージ。相手が「ポケモンEX、GX」なら合計230ダメージとなる超強力なワザ。
わるいバンギと比べたらそのインフレぶりは一目瞭然。他の通常2進化ポケモンが可哀想になる程の優遇具合。
相手が2進化GXポケモンであっても、《こだわりハチマキ》をつければワンパンで沈める事が出来、新たに登場した『タッグチームGX』も、270までは、《喰いつくされた原野》や《戒めの祠》を駆使すれば一撃です。
バンギGXの弱点であった「高打点がGXワザ(一度しか使えない)」をカバーできる完璧な采配ですね!しかもこのバンギはGXではなく通常のポケモンなので、倒されても取られるサイドが1枚で済み、《ブラックマーケット◇》を出せばサイドも取られないと言う反則並みの強さ!
当然、デメリットとしては4エネである点なのですが、過去のバンギに比べ悪エネひとつという色拘束の軽さ、《ダブル無色エネルギー》、《超ブーストエネルギー◇》とも相性が良いです。
サイドが負けているなら、《カウンターエネルギー》や《カウンターゲイン》で少しでもエネを軽くし、《ダークライGX》などの「自身にエネルギーを加速できる特性を持つポケモン」から《エネルギーつけかえ》でも補填できます。
また、2色になるので、少し難しいですが、『だんがんしんか』で無敵となったサナギラスに《カキ》で炎エネルギーを4枚つけ、次の番バンギに進化し、《レインボーブラシ》で炎エネを悪エネに変える。《スターミー》(SM9)で超加速、《マツリカ》で加速などでも、一気にエネを溜めることが出来ます。
にげるエネルギーが4と重いのは、基本的にはデメリットですが、新たに《ムキムキパッド》が登場した事で、バンギのHPは220まで増大させる事が出来ます。
《こだわりハチマキ》とどちらを選ぶかは好みによりますが、選択肢が広がるのはとても良いことです。
そしてバンギGXと共にデッキに投入すれば、場面によって、デッキタイプによって強く出れます。相手にしてみれば、居るだけで脅威なのは言うまでもありません。
イラストレーターはHasunoさん。
XYシリーズからポケカのイラストに参加し、自然の中の、躍動的なポケモンの姿を捉えたイラストが印象的な方です。
砂嵐吹き荒れる岩山の中で堂々と君臨するバンギの姿が描かれています。
鋭い目つきと臨戦態勢の右足、今まさに「かみちぎる」を発動しそうな素晴らしいイラストですね!
上空の晴れ渡る青空が、この異常な砂嵐をバンギが起こしていることを表していて大好きです。
2018年は、まさにバンギの当たり年!
まさか数ヶ月(5月〜10月)の間にバンギが3種類も出るとは思いませんでした。
しかも初代バンギのリメイク、待ちに待ったバンギGX(イラストが3パターン)、そして超強力な今回のバンギ!!
これはBWシリーズの長い期間、バンギが一度も収録されなかった反動ですかね?(笑)
もちろん、2019年も新たなバンギ、期待してますよ!!
タッグチームでも2種類目のGXでも(笑)
自分は来年も、バンギと共に駆け抜けて行きます!良いお年を!
では、また次のバンギ紹介で。
歴代バンギの紹介 其の二十二 全てをロストせよ!バンギGX
2018年9月25日 歴代バンギ紹介 コメント (4)歴代バンギ紹介二十二回目です。
前回から四か月、早くも新たなバンギが収録されました。
しかも待望のGXポケモンとして!
今回はポケモンカードゲームサンムーンシリーズ、「超爆インパクト」(SM8)に収録されている《バンギラスGX》です。
悪の2進化ポケモン(GX)、弱点、抵抗力はいつもと同じ闘と超。
にげるは前回(なぎたおすバンギ)から引き続き3。
HPは当然、2進化GX最大値の「250」です!
特性は『ロストアウト』。
このバンギGXのワザのダメージで、相手ポケモンがきぜつ時、そのポケモンとついているすべてのカードはトラッシュではなくロストゾーンに送られます。
DPの《ギラティナ》にも通じる強力な特性です。
ポケモンだけでなくエネルギー、道具もろともにロストされるため《レスキュータンカ》やトラッシュからエネルギーを再利用する特性、ワザ対策となり相手の計算を滅茶苦茶にできます。
デッキによってはプレイ自体が成り立たなくなり、絶望するプレイヤーが出ることでしょう。
難点を上げるとすれば、発動は任意ではなく強制であること。
相手が「ロストマーチ」の場合は、逆に打点を上げる手助けをしてしまうため注意しましょう。
通常ワザは「あばれさじん」は悪悪無で130ダメージ。
さらに相手のベンチのたね全員にも30ダメージを与えてしまう強力なワザ。
130は一見中打点に見えますが、《こだわりハチマキ》と《喰い尽くされた原野》を併用すれば《カプ・テテフGX》をワンパンで沈める威力を放ちます。
30バラマキも絶妙な数字で、並みの進化前たねポケモンなら二回撃てば倒せますし、相手が進化してもダメカンガ乗っている状態のポケモンが居れば、相手への牽制にもなります。
当然、二匹三匹同時に倒すことも可能で、ロスト送りです。《ゲコガシラ》(SM6)、《ギラティナ》(SM7b)などで打点を調整しましょう。
GXワザは【スマックダウンGX】。
上のワザと同じく悪悪無で、220ダメージ。追加効果は、相手のバトルポケモンにかかっている全ての効果を計算しない。
かつての《バンギラス(グレート)》の「パワークロー」の超強力版ですね。
圧倒的な200超えの威力はほとんどのポケモンを倒せますし、《こだわりハチマキ》をつければ2進化GXをも一撃です。
GXの天敵《フーパ》(SM3+)や《アローラキュウコン》(SM2+)の特性を突破でき、ワザや道具の効果で「ダメージを受けない」状態の相手でも貫通します。
これだけ見ると無敵のワザのように思えますが、《ドンファン》(SM8)の『がんじょう』のような特性ではHPが10残ってしまうため、頭に入れておきましょう。
バンギといえば重いエネコストが特徴の一つですが、バンギGXは珍しく3エネしか使いません。エネ要求数の最大値が3エネのバンギはPCGシリーズの《バンギラスex》(δ種)以来ですね!
いかんせん2進化で場に出すのに時間がかかる上、3エネといってもニコタマ対応はしていないので、エネルギーがつくかどうかの心配はあると思います。
ですが進化前の《ヨーギラス》の特性『もぐる』はベンチに居ればダメージを受けませんし(なぎたおすの被弾にも対応している)、なにより《サナギラス》の『だんがんしんか』が兎に角強力!進化すれば返しの番まで無敵モードとなるため、エネを貼った瞬間にグズマされ倒されるという今までのパターンとはいきません。
デッキを組む時は《サナギラス》を要とし、ワザや特性でのエネ加速、フェアリーエネを入れ《マツリカ》での加速、他の加速できるポケモンについたエネを《エネルギーつけかえ》や《マルチつけかえ》で流すなどして、エネ問題を解決しましょう。
ワザ「きずをえぐる」の《ヨーギラス》も、「あばれさじん」に対応しているため優秀なサブアタッカーとなってくれます。
イラストレーターはバンギEXと同じく5ban Graphics。
個人ではなくクリーチャーズのイラストレーターチームで、RR、SR、HRと全てのレアリティのイラストを担当しています。
RRは岩場で雄叫びをあげる、荒々しくかっこいいバンギが描かれています。
尻尾で岩を破壊している姿は「山を崩し地図を変える」ほどの力を持つバンギの設定がよく反映されていて、完成された一枚です。高レア派でも、このRRバンギのイラストのかっこよさの前では思わずこちらを採用したくなる程の魅力を持っています。
SRはドンと構えこちらを睨むバンギのイラスト。レリーフ加工とシンプルな背景も相まってバンギ自身の造形の完璧さを再認識させてくれます。RRのイメージが「あばれさじん」とするとSRは「スマックダウン」でしょうか?
最高レアリティであるHRのバンギは、イラスト自体はSRのものと同じですが、虹色に加工され神々しく美しい仕上がりとなっています。
どのイラストのバンギを使うかは好みによって分かれますが、自分はRRSRHRを1枚ずつデッキに入れています。
待ちに待ったバンギラスGXにこんなに早く会えるとは。
SM8はジョウト地方のポケモンがメインで収録されているため、金銀600族のバンギがGXになることは予想されていましたが、想像以上のかっこよさと強さで大満足です!
これから研究が進み、バンギGXが大型大会で結果を残していくことも近く実現されるでしょう。自分としてももっとバンギGXを活躍させたい!
ただ、このブログ的にはいつまでもGXの感動に酔いしれているわけにはいきません。
なぜなら新たなバンギはもうすぐに…
また次のバンギ紹介で!
歴代バンギの紹介 其の二十一 伝説の再来、チャンピオンバンギ
2018年5月14日 歴代バンギ紹介
歴代バンギ紹介二十一回です。
前回から約半年ぶりのバンギ紹介ですね。
この時(=新バンギ収録)を待ってました!
今回はポケモンカードゲームサンムーンシリーズ、強化拡張パック「チャンピオンロード」(SM6b)に収録されている《バンギラス》です。
このバンギは旧裏の初代バンギこと《バンギラス》Lv.54(遺跡をこえて…)のリメイクとなります。
イラスト、ワザ名、ワザに必要なエネルギー、にげるエネが一致していますが、HPと打点は現在の環境に合わせて強化されています。
(チャンピオンロードは全て旧裏、e、ADV、PCGの中から厳選されたカードがリメイクされています。)
悪の2進化、抵抗力は超、にげるは3と少しスリムになりましたが、弱点はリメイクされず闘!(初代バンギは弱点がありませんでした。)
HPは驚異の170。またまた最大HPが引き上げられました。初代バンギと比べるとHPが70も増えてますね。20年も経つとインフレは凄まじいです。
上のワザ「たたきつける」は無無無でコインを二回投げ、オモテの数x60ダメージ。
リメイク元より打点が倍になってますが、やはり安定性が不安なワザ。《ビクティニ》(SM2K)でコインを投げ直しましょう。
注目すべき点は、無色エネのみでワザが使える所!エネ加速が得意な色のデッキに入れれば、すぐに攻撃することができます。
下のワザ「なぎたおす」は悪悪無無で正面に120ダメージ、お互いのベンチポケモンにもそれぞれコインを投げ、オモテが出たポケモンに60ダメージを与える大ワザ。
このバンギのメインウェポン。リメイク元よりも大幅に打点が上がっています。先ずはバトルポケモンへの120ダメージ。当時のように《悪(特殊)エネルギー》でのダメージ増はできませんが、《喰い尽くされた原野》やハチマキ、特性でのダメカン乗せ、特性での毒やけど状態などにすれば、たねGXくらいなら何とかワンパンできる数字です。そう考えれば強い!
追加効果は上のワザ同様コイン投げとなるので、《ビクティニ》で投げ直しも可能ですが、遅延にならないよう素早く投げ直しましょう。
自分のベンチに対しては《バリヤード》(XY8)を置けばダメージを受けずに済みますし、《ロトム》(XY10)、《フワライド》(SM5M)でダメカンを相手に押し付けたりするのも面白いですね。
相手の場にダメカンが溜まったら、《カプ・テテフ》(SM2+やSM4+)で乗せ換えたり、《ドンカラス》(SM2L)の打点を上げるのも良し!
ネックとなるエネルギーは《マルマインGX》や《超ブーストエネルギー》で補助しましょう。
この「ベンチに60ダメージ」というのは極めて重要で、《ゾロア》をはじめ、たねポケモンを一撃で沈める威力を持っています。オモテが出れば非常に強力で、相手の場をガタガタにできますね。
イラストレーターは、キャラクターデザイナーの吉田宏信さん。
初代バンギと全く同じイラストなので繰り返しになりますが、無駄のないオーソドックスなバンギです。
何度見ても飽きさせない、バンギラスというポケモンの荒々しさ、かっこよさを表した色褪せないイラストです。
SMシリーズに入って初のバンギ。そしてポケカが20周年を超え、最初に出た新規バンギが初代バンギのリメイクというのはまさに「新たな始まり」を象徴するバンギと言えるのではないでしょうか?(新規ではないバンギなら、ダークマウンテンのプロモバンギが20周年超え初ですが)
もちろん、多くのカードがリメイクされたとは言え旧裏の当時と同じ環境ではありませんが、今の環境の中でこのリメイクされたバンギがどれくらい暴れられるか、色々試してみたいですし楽しみでもあります!
自分としてはとりあえず、これでXYシリーズがレギュ落ちしてもポケカを続けられるのが嬉しいです(笑)
では、また次のバンギ紹介で。
前回から約半年ぶりのバンギ紹介ですね。
この時(=新バンギ収録)を待ってました!
今回はポケモンカードゲームサンムーンシリーズ、強化拡張パック「チャンピオンロード」(SM6b)に収録されている《バンギラス》です。
このバンギは旧裏の初代バンギこと《バンギラス》Lv.54(遺跡をこえて…)のリメイクとなります。
イラスト、ワザ名、ワザに必要なエネルギー、にげるエネが一致していますが、HPと打点は現在の環境に合わせて強化されています。
(チャンピオンロードは全て旧裏、e、ADV、PCGの中から厳選されたカードがリメイクされています。)
悪の2進化、抵抗力は超、にげるは3と少しスリムになりましたが、弱点はリメイクされず闘!(初代バンギは弱点がありませんでした。)
HPは驚異の170。またまた最大HPが引き上げられました。初代バンギと比べるとHPが70も増えてますね。20年も経つとインフレは凄まじいです。
上のワザ「たたきつける」は無無無でコインを二回投げ、オモテの数x60ダメージ。
リメイク元より打点が倍になってますが、やはり安定性が不安なワザ。《ビクティニ》(SM2K)でコインを投げ直しましょう。
注目すべき点は、無色エネのみでワザが使える所!エネ加速が得意な色のデッキに入れれば、すぐに攻撃することができます。
下のワザ「なぎたおす」は悪悪無無で正面に120ダメージ、お互いのベンチポケモンにもそれぞれコインを投げ、オモテが出たポケモンに60ダメージを与える大ワザ。
このバンギのメインウェポン。リメイク元よりも大幅に打点が上がっています。先ずはバトルポケモンへの120ダメージ。当時のように《悪(特殊)エネルギー》でのダメージ増はできませんが、《喰い尽くされた原野》やハチマキ、特性でのダメカン乗せ、特性での毒やけど状態などにすれば、たねGXくらいなら何とかワンパンできる数字です。そう考えれば強い!
追加効果は上のワザ同様コイン投げとなるので、《ビクティニ》で投げ直しも可能ですが、遅延にならないよう素早く投げ直しましょう。
自分のベンチに対しては《バリヤード》(XY8)を置けばダメージを受けずに済みますし、《ロトム》(XY10)、《フワライド》(SM5M)でダメカンを相手に押し付けたりするのも面白いですね。
相手の場にダメカンが溜まったら、《カプ・テテフ》(SM2+やSM4+)で乗せ換えたり、《ドンカラス》(SM2L)の打点を上げるのも良し!
ネックとなるエネルギーは《マルマインGX》や《超ブーストエネルギー》で補助しましょう。
この「ベンチに60ダメージ」というのは極めて重要で、《ゾロア》をはじめ、たねポケモンを一撃で沈める威力を持っています。オモテが出れば非常に強力で、相手の場をガタガタにできますね。
イラストレーターは、キャラクターデザイナーの吉田宏信さん。
初代バンギと全く同じイラストなので繰り返しになりますが、無駄のないオーソドックスなバンギです。
何度見ても飽きさせない、バンギラスというポケモンの荒々しさ、かっこよさを表した色褪せないイラストです。
SMシリーズに入って初のバンギ。そしてポケカが20周年を超え、最初に出た新規バンギが初代バンギのリメイクというのはまさに「新たな始まり」を象徴するバンギと言えるのではないでしょうか?(新規ではないバンギなら、ダークマウンテンのプロモバンギが20周年超え初ですが)
もちろん、多くのカードがリメイクされたとは言え旧裏の当時と同じ環境ではありませんが、今の環境の中でこのリメイクされたバンギがどれくらい暴れられるか、色々試してみたいですし楽しみでもあります!
自分としてはとりあえず、これでXYシリーズがレギュ落ちしてもポケカを続けられるのが嬉しいです(笑)
では、また次のバンギ紹介で。
歴代バンギの紹介 其の二十 目覚める強王、悪山バンギ
2017年11月8日 歴代バンギ紹介 コメント (2)
歴代バンギ紹介二十回目です。
今回はポケモンカードゲームXY(XY BREAK)シリーズ、「めざめる超王」(XY10)に収録されている《バンギラス》です。
拡張パック以外でも、ポケモンカードジムのプロモカードとしてもイラスト違いで登場しています。
悪の2進化ポケモン、HPは160、弱点は闘で抵抗力は超。にげるは4。
特性は『いかりのほうこう』。
手札から進化させた時に、相手がすでにとったサイドの数分、自分のトラッシュから悪エネルギーをこのバンギにつけられます。
大胆かつ強力なエネ加速特性ですね。相手が4枚サイドを取っていたら4枚悪エネを加速した後に手札から悪エネをつけて、合計5エネでワザが放てます。
一見終盤に活躍する特性に見えますが、サイド差で負けているなら3枚加速で《カウンターエネルギー》で奇襲をかけられますし、《ミロカロス》(XY2)の『エナジーグレイス』を使えば、エナグレ加速→ヨーギラスに3枚悪エネ→アメでバンギに進化→ミロカロスが気絶しているので相手はサイドを1枚取っている状況→『いかりのほうこう』で悪1枚加速→手札から悪エネ1枚つける。で最速2ターン目にはバンギが攻撃態勢に入れます。
また殿堂ルールにおいては《悪特殊エネルギー》も対象となるので、言うまでもなく強力です。
公式のPVではただのエネ加速要員としか使われておらず、《ダークライEX》(XY9)の引き立て役となっていましたが、このバンギ単体でもコンボはいくつもあり、「いくらなんでも
この扱いはひどい」と思っていました。
ワザは「ダークマウンテン」。
悪5エネで基本打点が150、山札を2枚トラッシュして(強制効果)その中のサポートの数分50追加される、インパクトとロマンあふれるワザ。最大250ダメージ。
《やまおとこ》や《ロトム図鑑 ポケファインダーモード》などの山札操作系カードを使えば高確率でサポートをデッキトップに持ってこれます。ただ、《マオ》を使えば確実に最高ダメージを叩き出せ、2進化GXも一撃で倒せます。
またサポートがトラッシュできなくても150ダメージあるので、《こだわりハチマキ》と《リバースバレー》または《喰いつくされた原野》で190ダメージ(たねGXを倒せるライン)、更に《ククイ博士》で210ダメージ(1進化GXを倒せるライン)と、かなり器用なワザであることが分かります。
山にサポが枯渇した時は《ともだちてちょう》で戻しましょう。
序盤で1エネしか付かない状況でも《記憶のほこら》や《ひかるセレビィ》がいれば、進化前のヨーギラス、サナギラスが持っているワザが使えます。最悪、それで殴りましょう。
特性によるエネ加速や、悪悪悪悪悪というインパクトのあるワザから、DPシリーズ「破空の激闘」のバンギラスのリメイクといえるバンギですね。
イラストレーターはSatoshi Shiraiさん。
XY10(上の画像)、プロモ(下の画像)両方のイラストを担当されています。
モーション的にはプロモ→XY10でしょうか?エネルギーを溜めオーラを纏うバンギがワザを放とうとしている姿がとてもかっこいいですね!
躍動感ある攻撃的な姿も、下からバンギを描くアングルも、どの角度でもその力強さが分かる素晴らしいイラストです。技量の高さがうかがえます(偉そう)。
このバンギは2017年11月現在、最も新しいバンギです。
つまりバンギ紹介は、今回が(一旦)最終回となります。
正直この紹介日記を書いている間に新規のバンギが収録されればいいなと思っていたのですが、なかなかそうは行きませんでした。
これからも新弾が出るたびに「バンギが収録されるかどうか」期待する日々が続くと思います。早く新バンギが出て、二十一回目の紹介が出きれば良いですが…!
約半年間ダラダラと読みづらい紹介を続けていましたが、見てくださった方々どうもありがとうございました!
今回はポケモンカードゲームXY(XY BREAK)シリーズ、「めざめる超王」(XY10)に収録されている《バンギラス》です。
拡張パック以外でも、ポケモンカードジムのプロモカードとしてもイラスト違いで登場しています。
悪の2進化ポケモン、HPは160、弱点は闘で抵抗力は超。にげるは4。
特性は『いかりのほうこう』。
手札から進化させた時に、相手がすでにとったサイドの数分、自分のトラッシュから悪エネルギーをこのバンギにつけられます。
大胆かつ強力なエネ加速特性ですね。相手が4枚サイドを取っていたら4枚悪エネを加速した後に手札から悪エネをつけて、合計5エネでワザが放てます。
一見終盤に活躍する特性に見えますが、サイド差で負けているなら3枚加速で《カウンターエネルギー》で奇襲をかけられますし、《ミロカロス》(XY2)の『エナジーグレイス』を使えば、エナグレ加速→ヨーギラスに3枚悪エネ→アメでバンギに進化→ミロカロスが気絶しているので相手はサイドを1枚取っている状況→『いかりのほうこう』で悪1枚加速→手札から悪エネ1枚つける。で最速2ターン目にはバンギが攻撃態勢に入れます。
また殿堂ルールにおいては《悪特殊エネルギー》も対象となるので、言うまでもなく強力です。
公式のPVではただのエネ加速要員としか使われておらず、《ダークライEX》(XY9)の引き立て役となっていましたが、このバンギ単体でもコンボはいくつもあり、「いくらなんでも
この扱いはひどい」と思っていました。
ワザは「ダークマウンテン」。
悪5エネで基本打点が150、山札を2枚トラッシュして(強制効果)その中のサポートの数分50追加される、インパクトとロマンあふれるワザ。最大250ダメージ。
《やまおとこ》や《ロトム図鑑 ポケファインダーモード》などの山札操作系カードを使えば高確率でサポートをデッキトップに持ってこれます。ただ、《マオ》を使えば確実に最高ダメージを叩き出せ、2進化GXも一撃で倒せます。
またサポートがトラッシュできなくても150ダメージあるので、《こだわりハチマキ》と《リバースバレー》または《喰いつくされた原野》で190ダメージ(たねGXを倒せるライン)、更に《ククイ博士》で210ダメージ(1進化GXを倒せるライン)と、かなり器用なワザであることが分かります。
山にサポが枯渇した時は《ともだちてちょう》で戻しましょう。
序盤で1エネしか付かない状況でも《記憶のほこら》や《ひかるセレビィ》がいれば、進化前のヨーギラス、サナギラスが持っているワザが使えます。最悪、それで殴りましょう。
特性によるエネ加速や、悪悪悪悪悪というインパクトのあるワザから、DPシリーズ「破空の激闘」のバンギラスのリメイクといえるバンギですね。
イラストレーターはSatoshi Shiraiさん。
XY10(上の画像)、プロモ(下の画像)両方のイラストを担当されています。
モーション的にはプロモ→XY10でしょうか?エネルギーを溜めオーラを纏うバンギがワザを放とうとしている姿がとてもかっこいいですね!
躍動感ある攻撃的な姿も、下からバンギを描くアングルも、どの角度でもその力強さが分かる素晴らしいイラストです。技量の高さがうかがえます(偉そう)。
このバンギは2017年11月現在、最も新しいバンギです。
つまりバンギ紹介は、今回が(一旦)最終回となります。
正直この紹介日記を書いている間に新規のバンギが収録されればいいなと思っていたのですが、なかなかそうは行きませんでした。
これからも新弾が出るたびに「バンギが収録されるかどうか」期待する日々が続くと思います。早く新バンギが出て、二十一回目の紹介が出きれば良いですが…!
約半年間ダラダラと読みづらい紹介を続けていましたが、見てくださった方々どうもありがとうございました!
歴代バンギの紹介 其の十九 破壊王降臨
2017年10月1日 歴代バンギ紹介 コメント (2)
歴代バンギ紹介十九回目です。
今回はポケモンカードゲームXYシリーズ、「バンデットリング」(XY7)に収録されている《MバンギラスEX》です。
《バンギラスEX》から進化するM進化(メガシンカ)ポケモンで、同様に倒されるとサイドを2枚取られるデメリットがある代わりに、高HPで高性能です。
また、進化した瞬間に番が終わってしまう致命的なルールがありますが、《バンギラスソウルリンク》という専用の道具をつけることでそれを無効にできます。
EXなので、レアリティがRRとSRの二通りが存在します。
悪の進化ポケモン、HPは240でにげる4、弱点と抵抗はお馴染みの闘と超。
古代能力は『θダブル』。
古代能力とは、特定のポケモン達が持つ共通の能力で、『特性』とは違い同じ古代能力は同じテキストとなります。Mバンギの他には《メタグロス》や《ビークイン》などがこの『θダブル』を持っています。
M進化ポケモンの共通点として、なぜか「ワザが一つだけ」という縛りがありますが、古代能力を持つおかげで、さながら特性持ちのような性能となり、他のM進化ポケモン達よりは一つ得をしている感じになりますね。しかも古代能力を無効にする手段はないのでかなりのアドバンテージと言えます。
肝心のテキストは「ポケモンのどうぐを2枚までつけられる」というもの。上記の通りソウルリンクをつければ道具枠がなくなってしまうM進化ポケモンの弱点を克服した強力な効果です。《ツールストリップ》などでソウルリンクを外せば、《かるいし》と《じゃくてんほけん》といった便利な道具の二刀流も可能。《とつげきチョッキ》のような効果を2枚重複させるのも面白いですね。
ワザは「デストロイヤーキング」。もはや異名です。
4エネ110の基本打点に、相手のバトルポケモンに乗っているダメカンの数分60ダメージを追加していくオーバーキル感あふれる超必殺技。
終盤ダメカンがたまっていれば600~1000ダメージは普通に出てしまい「何のカードゲームだっけ?」という声がチラホラ出るほど。
実際にはダメカンが2個乗っていれば230ダメージ(+2個乗ってるから合計250)でほぼ全てのポケモンが沈むので、とてつもなく強いワザです。
《ゴルバット》、《クロバット》(ともにXY4)や《デンリュウ》(XY11)などの「特性でダメカンを乗せる」ポケモンとの相性は抜群!おそらく最高の相方は《ジュナイパーGX》だと思います。
ネックはやはりその重さですが、《メガターボ》、《ダブル無色エネルギー》を駆使すれば1ターンでエネを揃えることも可能です。
イラストレーターはRR、SRともに5ban Graphics。
個人ではなく、クリーチャーズ社内の3Dイラストレーター集団とのこと。
M進化のイラストはワザ名の英語表記が書かれている特徴があります。
(ちなみに、他言語版では日本語表記のワザ名)
どちらもMバンギの堂々とした力強い姿が印象的です。
KINGの文字も相まってまさに破壊王!怪獣王!
実はゲームXYで「メガバンギラス」として発表された当初はあまり好きにはなれませんでした。
というのも、既にバンギがデザインとして完成されたかっこよさを持っていたので、そこから足し算も引き算も邪道だ!と固い考えを持っていたのです。
ただ、デッキの相棒としてこの数年お世話になり、だんだんと考えも変わっていき最近では(普通のバンギほどではないにせよ)Mバンギも「カッコいい」、好きだと思えるようになってきました。
数年ぶりのバンギ復活で大量買いした「バンデットリング」の最初の1パック目開封で出たのがなんとこのMバンギのSRでした。
また再び「メガシンカ」のシステムがポケカに導入された日には、このバンギにも会ってみたいものです。
その前にXYレギュ落ちまでは使い続けますけどね!
次回、バンギ紹介最終回です!
今回はポケモンカードゲームXYシリーズ、「バンデットリング」(XY7)に収録されている《MバンギラスEX》です。
《バンギラスEX》から進化するM進化(メガシンカ)ポケモンで、同様に倒されるとサイドを2枚取られるデメリットがある代わりに、高HPで高性能です。
また、進化した瞬間に番が終わってしまう致命的なルールがありますが、《バンギラスソウルリンク》という専用の道具をつけることでそれを無効にできます。
EXなので、レアリティがRRとSRの二通りが存在します。
悪の進化ポケモン、HPは240でにげる4、弱点と抵抗はお馴染みの闘と超。
古代能力は『θダブル』。
古代能力とは、特定のポケモン達が持つ共通の能力で、『特性』とは違い同じ古代能力は同じテキストとなります。Mバンギの他には《メタグロス》や《ビークイン》などがこの『θダブル』を持っています。
M進化ポケモンの共通点として、なぜか「ワザが一つだけ」という縛りがありますが、古代能力を持つおかげで、さながら特性持ちのような性能となり、他のM進化ポケモン達よりは一つ得をしている感じになりますね。しかも古代能力を無効にする手段はないのでかなりのアドバンテージと言えます。
肝心のテキストは「ポケモンのどうぐを2枚までつけられる」というもの。上記の通りソウルリンクをつければ道具枠がなくなってしまうM進化ポケモンの弱点を克服した強力な効果です。《ツールストリップ》などでソウルリンクを外せば、《かるいし》と《じゃくてんほけん》といった便利な道具の二刀流も可能。《とつげきチョッキ》のような効果を2枚重複させるのも面白いですね。
ワザは「デストロイヤーキング」。もはや異名です。
4エネ110の基本打点に、相手のバトルポケモンに乗っているダメカンの数分60ダメージを追加していくオーバーキル感あふれる超必殺技。
終盤ダメカンがたまっていれば600~1000ダメージは普通に出てしまい「何のカードゲームだっけ?」という声がチラホラ出るほど。
実際にはダメカンが2個乗っていれば230ダメージ(+2個乗ってるから合計250)でほぼ全てのポケモンが沈むので、とてつもなく強いワザです。
《ゴルバット》、《クロバット》(ともにXY4)や《デンリュウ》(XY11)などの「特性でダメカンを乗せる」ポケモンとの相性は抜群!おそらく最高の相方は《ジュナイパーGX》だと思います。
ネックはやはりその重さですが、《メガターボ》、《ダブル無色エネルギー》を駆使すれば1ターンでエネを揃えることも可能です。
イラストレーターはRR、SRともに5ban Graphics。
個人ではなく、クリーチャーズ社内の3Dイラストレーター集団とのこと。
M進化のイラストはワザ名の英語表記が書かれている特徴があります。
(ちなみに、他言語版では日本語表記のワザ名)
どちらもMバンギの堂々とした力強い姿が印象的です。
KINGの文字も相まってまさに破壊王!怪獣王!
実はゲームXYで「メガバンギラス」として発表された当初はあまり好きにはなれませんでした。
というのも、既にバンギがデザインとして完成されたかっこよさを持っていたので、そこから足し算も引き算も邪道だ!と固い考えを持っていたのです。
ただ、デッキの相棒としてこの数年お世話になり、だんだんと考えも変わっていき最近では(普通のバンギほどではないにせよ)Mバンギも「カッコいい」、好きだと思えるようになってきました。
数年ぶりのバンギ復活で大量買いした「バンデットリング」の最初の1パック目開封で出たのがなんとこのMバンギのSRでした。
また再び「メガシンカ」のシステムがポケカに導入された日には、このバンギにも会ってみたいものです。
その前にXYレギュ落ちまでは使い続けますけどね!
次回、バンギ紹介最終回です!
歴代バンギの紹介 其の十八 復活のバンギEX
2017年9月2日 歴代バンギ紹介 コメント (2)
歴代バンギ紹介十八回目です。
今回はポケモンカードゲームXYシリーズ、「バンデットリング」(XY7)に収録されている《バンギラスEX》です。
LEGENDシリーズ以来、5年ぶりの新規バンギのカードになります。
レギュ落ちの憂き目にあって久しいバンギでしたが、XYシリーズ中盤にポケモンEXとなって復活!
「ポケモンEX(イーエックス)」とはBWとXYで登場したくくりで、高HP、高打点、倒されるとサイドを2枚取られるデメリットをもった特別なたねポケモンです(普段1進化や2進化扱いのポケモンもたねとしてカード化されています)。
普通のポケモンとは違う名前として扱われるので、例えば《イベルタル》を4枚、《イベルタルEX》を4枚それぞれデッキに投入することができます。
本来のレアリティ(RR)の他にSRとしてもパックに収録されています。
テキストは一緒ですがイラストや表面の質感が違うので、ファンやデッキに使うガチプレイヤーの方々は血眼になってSRを集めます。
自分はできる限り色んなイラストのバンギを使いたいので、「SRで統一」とかはせずRRとSRを両方デッキに入れます。
(レアリティ関係なくバンギのカードは無限回集しますが)
ステータスは悪のたねポケモンで、HP180、にげる4、弱点は闘、抵抗力は超。
上のワザ「ぶちかます」は3エネ60、効果なしのシンプルなワザ。
EXで3エネのワザとしては少し打点が低めですが、《ダブル無色エネルギー》対応なので2ターン目から打てますし、最近は進化GXの流行でまた低HPたねポケモンがバトル場スタートすることも多いと思うので、なかなか侮れません。
下のワザ「グラウンドブレイク」は4エネ130で自分のベンチ全員に10ダメージがいくワザ。無条件で出せる打点としては、これまでのバンギ史上最高打点となります。
130という威力は、様々なデッキに必須カードとなっている《シェイミEX》を一撃で沈めることができます。また、上の「ぶちかます」と連続で使えればHP190までのたねEX(GX)も射程圏内ですね。
ベンチへのデメリットは《バリヤード》(XY8)で消すことができます。
M進化しなくても十分戦えますね!
イラストレーターは、RRはEske Yoshinobさん。
EXを多く描く3DCGのイラストレーターさんです。今弾のEXのコンセプトは「フーパのバンデットリングによって召喚されるポケモン達」なので、バンギも例に漏れずリングから豪快に登場しています。
頭と足がイラスト枠から飛び出す躍動感と雄々しい姿がかっこいいですね!
SRのイラストはPCGシリーズから参加しているベテラン、植田涼さん。
超重量感あふれるバンギの全身は「美しい」の一言。
実物カードのレリーフ仕様も相まって、芸術品としての完成度も高いイラスト。
SR特有の全面絵は圧巻。
バンギ復活の情報を聞きつけ、取り合えず「バンデットリング」を10箱買った自分ですが、出てきたバンギはなんと3枚!収録EXが多いのも関係しているのでしょうが、このシェイミ並みの封入率の低さは一体…。Mバンギの方が多かった(5枚)始末です。
しかし数年ぶりにバンギを、最新レギュで使える喜びの方がはるかに大きかったです。
待った期間が長かった分、テンションも激上げ(だからと言ってまた数年待つのはごめんですが)。
実物を手にできて改めて、「自分はバンギが好きなんだなぁ」と再認識させてくれた一枚でした。
では、また次のバンギ紹介で。
今回はポケモンカードゲームXYシリーズ、「バンデットリング」(XY7)に収録されている《バンギラスEX》です。
LEGENDシリーズ以来、5年ぶりの新規バンギのカードになります。
レギュ落ちの憂き目にあって久しいバンギでしたが、XYシリーズ中盤にポケモンEXとなって復活!
「ポケモンEX(イーエックス)」とはBWとXYで登場したくくりで、高HP、高打点、倒されるとサイドを2枚取られるデメリットをもった特別なたねポケモンです(普段1進化や2進化扱いのポケモンもたねとしてカード化されています)。
普通のポケモンとは違う名前として扱われるので、例えば《イベルタル》を4枚、《イベルタルEX》を4枚それぞれデッキに投入することができます。
本来のレアリティ(RR)の他にSRとしてもパックに収録されています。
テキストは一緒ですがイラストや表面の質感が違うので、ファンやデッキに使うガチプレイヤーの方々は血眼になってSRを集めます。
自分はできる限り色んなイラストのバンギを使いたいので、「SRで統一」とかはせずRRとSRを両方デッキに入れます。
(レアリティ関係なくバンギのカードは無限回集しますが)
ステータスは悪のたねポケモンで、HP180、にげる4、弱点は闘、抵抗力は超。
上のワザ「ぶちかます」は3エネ60、効果なしのシンプルなワザ。
EXで3エネのワザとしては少し打点が低めですが、《ダブル無色エネルギー》対応なので2ターン目から打てますし、最近は進化GXの流行でまた低HPたねポケモンがバトル場スタートすることも多いと思うので、なかなか侮れません。
下のワザ「グラウンドブレイク」は4エネ130で自分のベンチ全員に10ダメージがいくワザ。無条件で出せる打点としては、これまでのバンギ史上最高打点となります。
130という威力は、様々なデッキに必須カードとなっている《シェイミEX》を一撃で沈めることができます。また、上の「ぶちかます」と連続で使えればHP190までのたねEX(GX)も射程圏内ですね。
ベンチへのデメリットは《バリヤード》(XY8)で消すことができます。
M進化しなくても十分戦えますね!
イラストレーターは、RRはEske Yoshinobさん。
EXを多く描く3DCGのイラストレーターさんです。今弾のEXのコンセプトは「フーパのバンデットリングによって召喚されるポケモン達」なので、バンギも例に漏れずリングから豪快に登場しています。
頭と足がイラスト枠から飛び出す躍動感と雄々しい姿がかっこいいですね!
SRのイラストはPCGシリーズから参加しているベテラン、植田涼さん。
超重量感あふれるバンギの全身は「美しい」の一言。
実物カードのレリーフ仕様も相まって、芸術品としての完成度も高いイラスト。
SR特有の全面絵は圧巻。
バンギ復活の情報を聞きつけ、取り合えず「バンデットリング」を10箱買った自分ですが、出てきたバンギはなんと3枚!収録EXが多いのも関係しているのでしょうが、このシェイミ並みの封入率の低さは一体…。Mバンギの方が多かった(5枚)始末です。
しかし数年ぶりにバンギを、最新レギュで使える喜びの方がはるかに大きかったです。
待った期間が長かった分、テンションも激上げ(だからと言ってまた数年待つのはごめんですが)。
実物を手にできて改めて、「自分はバンギが好きなんだなぁ」と再認識させてくれた一枚でした。
では、また次のバンギ紹介で。
歴代バンギの紹介 其の十七 和風バンギ
2017年8月15日 歴代バンギ紹介
歴代バンギ紹介十七回目です。
今回はポケモンカードゲームLEGENDシリーズ、構築済みデッキ「バンギラス悪」に収録されている《バンギラス》です。
前回紹介したバンギグレート収録のパック(L2)と同時発売のスタンダードデッキに入っています。
因みに、バンギが構築デッキの主役を張るのはこれで四回目(R団バンギ、ハーフデッキW black、雷震、今回)。流石ですね。
キラver.とノンキラver.が1枚ずつ封入されています。
悪の2進化で、HPは140、にげる3、弱点は闘で、抵抗力は超。
いつものステータスです。
上のワザ「テールクラッシュ」は3エネ40でコインを投げて表なら合計60になるワザ。
当時として見てもちょっと物足りないワザですが、このワザの利点は必要なエネルギーが全て無色であるという点です。
どの色のデッキにも組み込め、《ダブル無色エネルギー》対応のため2ターン目から殴れます。
下のワザ「はかいこうせん」は4エネ80で、相手のバトルポケモンのエネルギーを確定トラッシュ。
これまでのバンギのエネトラッシュワザはR団バンギの「デストロイビーム」やe3バンギの「はかいのいぶき」がありましたが、どちらもコイン投げ次第でした。
このワザは確実にトラッシュできる上に基本・特殊問わず破壊できる点が強い。勿論悪特殊にも対応しているので打点は上がっていきます。
ただ、同時期にバンギグレートが存在していたためどうしても使用頻度は少なめに。それでも自分は悪以外のデッキに投入し、積極的に「テールクラッシュ」と言っていました。
イラストレーターは斉藤コーキさん。
ポケモンカードeシリーズから現在まで活動されている大ベテランのお一人です。
オーラを纏ったバンギの、しなやかな且つ重量感・迫力感ある素晴らしいイラストで、見てて惚れ惚れする程の完成された一枚です。
LEGENDシリーズに合わせ、背景の雲が和風テイストなのが大好きです。
バンギグレートとこのバンギを最後に、次シリーズのBWからXYの中盤まで、ポケカからバンギはレギュ落ちしてしまいます。
初登場からずっと各世代で使えてきたバンギですが、初のレギュ落ち。「登場ポケモンが多いので仕方ない」と自分を落ち着かせる一方、BWで同じポケモンが何度も収録されてるのを見るたびにバンギ復活を願わずにはいられませんでした。
確かにこのバンギのように、何度もデッキの主役になり、exやグレートになりと、他のポケモンに比べ圧倒的にバンギが優遇されているのも事実です。
ですが、自分としてはどんな性能でもいいので、最新レギュで使いたい!例え一回戦負けだろうが大型大会で使用したい!そんな贅沢な思いの方が強いのです。
XYシリーズは来年夏でレギュ落ちが確定していますが、それまでにはどうか、新しいバンギが出てほしいものです。
次回は、そんなXYで復活したバンギ紹介です。
今回はポケモンカードゲームLEGENDシリーズ、構築済みデッキ「バンギラス悪」に収録されている《バンギラス》です。
前回紹介したバンギグレート収録のパック(L2)と同時発売のスタンダードデッキに入っています。
因みに、バンギが構築デッキの主役を張るのはこれで四回目(R団バンギ、ハーフデッキW black、雷震、今回)。流石ですね。
キラver.とノンキラver.が1枚ずつ封入されています。
悪の2進化で、HPは140、にげる3、弱点は闘で、抵抗力は超。
いつものステータスです。
上のワザ「テールクラッシュ」は3エネ40でコインを投げて表なら合計60になるワザ。
当時として見てもちょっと物足りないワザですが、このワザの利点は必要なエネルギーが全て無色であるという点です。
どの色のデッキにも組み込め、《ダブル無色エネルギー》対応のため2ターン目から殴れます。
下のワザ「はかいこうせん」は4エネ80で、相手のバトルポケモンのエネルギーを確定トラッシュ。
これまでのバンギのエネトラッシュワザはR団バンギの「デストロイビーム」やe3バンギの「はかいのいぶき」がありましたが、どちらもコイン投げ次第でした。
このワザは確実にトラッシュできる上に基本・特殊問わず破壊できる点が強い。勿論悪特殊にも対応しているので打点は上がっていきます。
ただ、同時期にバンギグレートが存在していたためどうしても使用頻度は少なめに。それでも自分は悪以外のデッキに投入し、積極的に「テールクラッシュ」と言っていました。
イラストレーターは斉藤コーキさん。
ポケモンカードeシリーズから現在まで活動されている大ベテランのお一人です。
オーラを纏ったバンギの、しなやかな且つ重量感・迫力感ある素晴らしいイラストで、見てて惚れ惚れする程の完成された一枚です。
LEGENDシリーズに合わせ、背景の雲が和風テイストなのが大好きです。
バンギグレートとこのバンギを最後に、次シリーズのBWからXYの中盤まで、ポケカからバンギはレギュ落ちしてしまいます。
初登場からずっと各世代で使えてきたバンギですが、初のレギュ落ち。「登場ポケモンが多いので仕方ない」と自分を落ち着かせる一方、BWで同じポケモンが何度も収録されてるのを見るたびにバンギ復活を願わずにはいられませんでした。
確かにこのバンギのように、何度もデッキの主役になり、exやグレートになりと、他のポケモンに比べ圧倒的にバンギが優遇されているのも事実です。
ですが、自分としてはどんな性能でもいいので、最新レギュで使いたい!例え一回戦負けだろうが大型大会で使用したい!そんな贅沢な思いの方が強いのです。
XYシリーズは来年夏でレギュ落ちが確定していますが、それまでにはどうか、新しいバンギが出てほしいものです。
次回は、そんなXYで復活したバンギ紹介です。
歴代バンギの紹介 其の十六 偉大なるバンギ
2017年7月28日 歴代バンギ紹介 コメント (3)
歴代バンギ紹介十六回目です。
今回はポケモンカードゲームLEGENDシリーズ、L2「よみがえる伝説」に収録されている《バンギラス》(グレートポケモン)です
DPシリーズ終了後、次のDPtシリーズにはバンギが収録されず、さらに次のLEGENDにて登場したため1シリーズぶりのバンギとなります。
『グレートポケモン』とは、LEGENDシリーズにのみ存在したポケモンのくくりです。現在のRRレアリティ扱いで、HPが高く、ワザやポケパワー(ボディー)も強力に設定されているポケモン達になります。
ただ名前には反映されないのでルールやゲーム上は通常のポケモンとして扱い、入手が厳しい以外デメリットもないため、当時は所謂「壊れカード」と揶揄されていました。
悪の2進化で、HPは160、にげる3、弱点は闘で、抵抗力は超です。
このシリーズから、また弱点は一律2倍に戻りました。
また、LEGENDシリーズには収録された全てのカードに『ミラーカード』が存在します。
完全ランダムでパックに封入されているため、グレートでかつ強力カードであるバンギのミラーはかなり希少なものでした。
現在、4種類存在する三つのワザを持つバンギの一枚となります。
一つ目のワザ「あくのおたけび」は1エネで悪以外のお互いのポケモン全員にそれぞれ20ダメージを与えるワザ。
悪デッキ以外には絶大に有利なワザで、1エネ起動の軽さと、当時は《ふしぎなアメ》が出した番から使えたため、1ターン目から猛威を振るいました。
バンギ自身が高HPなので、なかなか倒されることがなく、1体目のバンギがこのワザを連発し、2体目でダメカンだくだくの相手のポケモンにとどめを刺していく流れが綺麗ですかね。勿論、退化効果と組み合わせても強力。
デメリットとしては、進化前の《ヨーギラス》と《サナギラス》にもダメージがいってしまう点。彼らは闘ポケモンなので、場が整う前に使いすぎるのは禁物。
二つ目のワザ「パワークロー」は3エネ60の貫通ワザ。
このバンギのメインウェポンです。「相手のバトルポケモンにかかっている効果の計算をしない」とは非常に分かり辛い説明ですが、相手の特性(ポケパワー、ボディー)やポケモンの道具、エネルギー、ワザなどによる効果を無視するということ。相手のバトルポケモンが「ダメージを受けない」とか「受けるダメージが−20される」といった効果に関係なく60ダメージが貫通するということです。
このワザの優秀な点は弱点と抵抗力の計算はして(当時悪抵抗持ちはいない)、「このバンギ自身にかかっている効果は上乗せできる」という点です。悪特殊エネや《プラスパワー》などでは強化できます。
三つ目のワザ「メガトンテール」は4エネ120で自分の山札を3枚トラッシュする大ワザ。
《バンギラスex》(金の空、銀の海)の「ぶちきれる」のリメイクワザで、打点と要求エネ数が同じですが、色拘束は緩くなっています。悪特殊と《たつじんのおび》併用で大体のポケモンは一撃で沈みます。エネがつけば「パワークロー」より強い?かもしれませんが使いすぎると勿論自分の山札が無くなってしまうので注意。
「最後の必殺ワザ」のような扱いが理想的。
イラストレーターはWataru Kawaharaさん。
DPtからLEGENDシリーズにて数多くのカードを手掛けてらっしゃる方です。
グレートポケモンのイラストは全て「顔面ドアップで目がキランとしている」という共通点がありました。
迫力あってかっこいいんですが、個人的にはもっとバンギの全体図を見たいところ。
上げた右腕がパワークローを撃とうとしているみたいでクール。
正直、このバンギはかなり強力で、LEGEND環境においては大暴れした《ドンファン》(グレート)がいなければ確実に覇権をとれていたでしょう。
それだけにやはり、闘弱点であることが悔やまれますね。
そして、このバンギと次回紹介予定のバンギの登場、レギュ落ちをもって数年間バンギが収録されなくなる緊急事態が起こりました。
それに関しては次回も書きますが、現環境では起こらないことを祈るばかりです。
では、また次のバンギ紹介で。
今回はポケモンカードゲームLEGENDシリーズ、L2「よみがえる伝説」に収録されている《バンギラス》(グレートポケモン)です
DPシリーズ終了後、次のDPtシリーズにはバンギが収録されず、さらに次のLEGENDにて登場したため1シリーズぶりのバンギとなります。
『グレートポケモン』とは、LEGENDシリーズにのみ存在したポケモンのくくりです。現在のRRレアリティ扱いで、HPが高く、ワザやポケパワー(ボディー)も強力に設定されているポケモン達になります。
ただ名前には反映されないのでルールやゲーム上は通常のポケモンとして扱い、入手が厳しい以外デメリットもないため、当時は所謂「壊れカード」と揶揄されていました。
悪の2進化で、HPは160、にげる3、弱点は闘で、抵抗力は超です。
このシリーズから、また弱点は一律2倍に戻りました。
また、LEGENDシリーズには収録された全てのカードに『ミラーカード』が存在します。
完全ランダムでパックに封入されているため、グレートでかつ強力カードであるバンギのミラーはかなり希少なものでした。
現在、4種類存在する三つのワザを持つバンギの一枚となります。
一つ目のワザ「あくのおたけび」は1エネで悪以外のお互いのポケモン全員にそれぞれ20ダメージを与えるワザ。
悪デッキ以外には絶大に有利なワザで、1エネ起動の軽さと、当時は《ふしぎなアメ》が出した番から使えたため、1ターン目から猛威を振るいました。
バンギ自身が高HPなので、なかなか倒されることがなく、1体目のバンギがこのワザを連発し、2体目でダメカンだくだくの相手のポケモンにとどめを刺していく流れが綺麗ですかね。勿論、退化効果と組み合わせても強力。
デメリットとしては、進化前の《ヨーギラス》と《サナギラス》にもダメージがいってしまう点。彼らは闘ポケモンなので、場が整う前に使いすぎるのは禁物。
二つ目のワザ「パワークロー」は3エネ60の貫通ワザ。
このバンギのメインウェポンです。「相手のバトルポケモンにかかっている効果の計算をしない」とは非常に分かり辛い説明ですが、相手の特性(ポケパワー、ボディー)やポケモンの道具、エネルギー、ワザなどによる効果を無視するということ。相手のバトルポケモンが「ダメージを受けない」とか「受けるダメージが−20される」といった効果に関係なく60ダメージが貫通するということです。
このワザの優秀な点は弱点と抵抗力の計算はして(当時悪抵抗持ちはいない)、「このバンギ自身にかかっている効果は上乗せできる」という点です。悪特殊エネや《プラスパワー》などでは強化できます。
三つ目のワザ「メガトンテール」は4エネ120で自分の山札を3枚トラッシュする大ワザ。
《バンギラスex》(金の空、銀の海)の「ぶちきれる」のリメイクワザで、打点と要求エネ数が同じですが、色拘束は緩くなっています。悪特殊と《たつじんのおび》併用で大体のポケモンは一撃で沈みます。エネがつけば「パワークロー」より強い?かもしれませんが使いすぎると勿論自分の山札が無くなってしまうので注意。
「最後の必殺ワザ」のような扱いが理想的。
イラストレーターはWataru Kawaharaさん。
DPtからLEGENDシリーズにて数多くのカードを手掛けてらっしゃる方です。
グレートポケモンのイラストは全て「顔面ドアップで目がキランとしている」という共通点がありました。
迫力あってかっこいいんですが、個人的にはもっとバンギの全体図を見たいところ。
上げた右腕がパワークローを撃とうとしているみたいでクール。
正直、このバンギはかなり強力で、LEGEND環境においては大暴れした《ドンファン》(グレート)がいなければ確実に覇権をとれていたでしょう。
それだけにやはり、闘弱点であることが悔やまれますね。
そして、このバンギと次回紹介予定のバンギの登場、レギュ落ちをもって数年間バンギが収録されなくなる緊急事態が起こりました。
それに関しては次回も書きますが、現環境では起こらないことを祈るばかりです。
では、また次のバンギ紹介で。
歴代バンギの紹介 其の十五 姫野さんバンギ
2017年7月17日 歴代バンギ紹介 コメント (4)
歴代バンギ紹介十五回目です。
今回はポケモンカードゲームDPシリーズ強化拡張パック「破空の激闘」に収録されている《バンギラス》LV.61です。
DPシリーズの最後を飾る強化パック(DPs)は集大成。「これまでのパックは何だったんだ」と思うほどの強いカードばかりが収録されています。
そして!このバンギは自分の中で、歴代バンギで最も好きなバンギでもあります。
その強さと思い入れ、何よりイラストですね。
せっかくレベル表記が戻ったのですが、この後のDPtシリーズ終了でまた廃止されてしまい(しかもDPtにはバンギが収録されていないため)このバンギが2017年7月現在最後のレベル表記のバンギとなります。しかし過去最高の61ですね(レベルとコレクションナンバーが同じ)。
悪の2進化、HP140、にげる4、弱点闘+30、抵抗超-20の綺麗な並びです。
ポケボディーは「くろいとうき」。相手のポケモンがポケパワーを使うたびにトラッシュから基本悪エネルギーを自身につけられる、優秀なエネ加速能力です。
DPシリーズから、これまで特殊エネルギーとしてしか存在しなかった悪と鋼エネが基本エネとして登場したため、他の基本エネ同様、《エネルギー転送》でもってこれたり、加速できたり、かなり使いやすくなりました。また、特殊エネとしてもこれまで通り存在するので、特殊悪4枚まで、基本悪何枚でも別々にデッキに投入できます。
そう考えると悪と鋼はなかなか優遇されてますね。
そしてこのポケボディー、後述のワザともシナジーが噛み合いかなり便利です。今もですが、当時もポケパワー(特性)を使わないデッキはほぼ無いので、早めに立ててトラッシュに悪エネを用意できれば、簡単にエネはたまっていくでしょう。
この「トラッシュからの悪エネ加速」というのが後のXY10のバンギの特性の原型と言えるでしょうね。エネ拘束も悪悪悪悪悪と同じですし。
一つ目のワザ「おしつぶす」は自分についているエネの数×20ダメージのワザ。
このバンギのメインウェポンであり、かなり強力なワザです。ポケボディーでの加速でも強くなっていきますし、特殊エネにも対応しているので《ダブル無色エネルギー》で一気に打点があがります。
エネルギー入れ替え効果をもったサポーター《ゴヨウの指名》と組み合わせても強いですね。
上がる打点は違いますが、「ロケット団の逆襲」の《わるいバンギラス》も同じ名前のワザを持っています。
二つ目のワザ「スピンテール」は驚異の悪5エネで相手の場のポケモン全員に30ダメージをあたえる全体攻撃ワザ。
このワザもわるいバンギが同じ名前のワザをもっています。
一見エネ拘束がきつすぎるようにも思えますが、ポケボディーがあるためそれ程難しくもないでしょう。当然ですが、強力なワザです。
2、3回打った後で《オムスター》(DP4)のポケパワー「げんしのうず」で相手のポケモンを退化させれば、相手の場はガタガタ。場合によってはそのまま勝利できることもあります。間に合わないようなら、「おしつぶす」でゴリ押しでもいいですが、このワザでダメカンを乗せまくるのも乙なものです。
イラストレーターは姫野かげまる先生。
ポケカ最初期から現在まで描かれている大ベテランのお一人で、優しいタッチ色使いが特徴の方です。以前にも書きましたが、自分が一番好きなイラストレーターさんです。
その姫野先生が描かれたのなら、好きなバンギ一位になるのは必然。
昔から姫野さんバンギを待ち望んでいた自分としては、収録された際は「やっとキタ!」と狂喜したのを覚えています。
姫野先生の良さを堪能できる、味わい深いイラストです。バンギにしては可愛い印象ですが、そこがまた良い。全身が入るななめアングルで、また珍しいちょっと背面から描かれていますね。夜の岩山という雰囲気も大好きです。
このバンギは登場からレギュ落ちまで、使い込んでいた一番思い入れが強いバンギです。「おしつぶす」がどの色のエネルギーでも使えるため、エネ加速が使える違う色のデッキにも投入していました。勿論、悪デッキでこそ真価が発揮されるのですが、他の色でも十分戦えるのが強みです。
打点青天井ワザが強力なのは昔も今も同じですね。
では、また次のバンギ紹介で。
今回はポケモンカードゲームDPシリーズ強化拡張パック「破空の激闘」に収録されている《バンギラス》LV.61です。
DPシリーズの最後を飾る強化パック(DPs)は集大成。「これまでのパックは何だったんだ」と思うほどの強いカードばかりが収録されています。
そして!このバンギは自分の中で、歴代バンギで最も好きなバンギでもあります。
その強さと思い入れ、何よりイラストですね。
せっかくレベル表記が戻ったのですが、この後のDPtシリーズ終了でまた廃止されてしまい(しかもDPtにはバンギが収録されていないため)このバンギが2017年7月現在最後のレベル表記のバンギとなります。しかし過去最高の61ですね(レベルとコレクションナンバーが同じ)。
悪の2進化、HP140、にげる4、弱点闘+30、抵抗超-20の綺麗な並びです。
ポケボディーは「くろいとうき」。相手のポケモンがポケパワーを使うたびにトラッシュから基本悪エネルギーを自身につけられる、優秀なエネ加速能力です。
DPシリーズから、これまで特殊エネルギーとしてしか存在しなかった悪と鋼エネが基本エネとして登場したため、他の基本エネ同様、《エネルギー転送》でもってこれたり、加速できたり、かなり使いやすくなりました。また、特殊エネとしてもこれまで通り存在するので、特殊悪4枚まで、基本悪何枚でも別々にデッキに投入できます。
そう考えると悪と鋼はなかなか優遇されてますね。
そしてこのポケボディー、後述のワザともシナジーが噛み合いかなり便利です。今もですが、当時もポケパワー(特性)を使わないデッキはほぼ無いので、早めに立ててトラッシュに悪エネを用意できれば、簡単にエネはたまっていくでしょう。
この「トラッシュからの悪エネ加速」というのが後のXY10のバンギの特性の原型と言えるでしょうね。エネ拘束も悪悪悪悪悪と同じですし。
一つ目のワザ「おしつぶす」は自分についているエネの数×20ダメージのワザ。
このバンギのメインウェポンであり、かなり強力なワザです。ポケボディーでの加速でも強くなっていきますし、特殊エネにも対応しているので《ダブル無色エネルギー》で一気に打点があがります。
エネルギー入れ替え効果をもったサポーター《ゴヨウの指名》と組み合わせても強いですね。
上がる打点は違いますが、「ロケット団の逆襲」の《わるいバンギラス》も同じ名前のワザを持っています。
二つ目のワザ「スピンテール」は驚異の悪5エネで相手の場のポケモン全員に30ダメージをあたえる全体攻撃ワザ。
このワザもわるいバンギが同じ名前のワザをもっています。
一見エネ拘束がきつすぎるようにも思えますが、ポケボディーがあるためそれ程難しくもないでしょう。当然ですが、強力なワザです。
2、3回打った後で《オムスター》(DP4)のポケパワー「げんしのうず」で相手のポケモンを退化させれば、相手の場はガタガタ。場合によってはそのまま勝利できることもあります。間に合わないようなら、「おしつぶす」でゴリ押しでもいいですが、このワザでダメカンを乗せまくるのも乙なものです。
イラストレーターは姫野かげまる先生。
ポケカ最初期から現在まで描かれている大ベテランのお一人で、優しいタッチ色使いが特徴の方です。以前にも書きましたが、自分が一番好きなイラストレーターさんです。
その姫野先生が描かれたのなら、好きなバンギ一位になるのは必然。
昔から姫野さんバンギを待ち望んでいた自分としては、収録された際は「やっとキタ!」と狂喜したのを覚えています。
姫野先生の良さを堪能できる、味わい深いイラストです。バンギにしては可愛い印象ですが、そこがまた良い。全身が入るななめアングルで、また珍しいちょっと背面から描かれていますね。夜の岩山という雰囲気も大好きです。
このバンギは登場からレギュ落ちまで、使い込んでいた一番思い入れが強いバンギです。「おしつぶす」がどの色のエネルギーでも使えるため、エネ加速が使える違う色のデッキにも投入していました。勿論、悪デッキでこそ真価が発揮されるのですが、他の色でも十分戦えるのが強みです。
打点青天井ワザが強力なのは昔も今も同じですね。
では、また次のバンギ紹介で。
歴代バンギの紹介 其の十四 やられたらやり返す、ラスボスバンギ
2017年7月10日 歴代バンギ紹介 コメント (2)
歴代バンギ紹介十四回目です。
今回はポケモンカードゲームDPシリーズ「湖の秘密」に収録されている《バンギラス》LV.57です。
長かったPCGシリーズが終わり、新たにDPシリーズが始まりました。
このシリーズは「これまでに登場した全てのポケモンを一回は収録する(ユンゲラーは除く)」という素晴らしいテーマがありました。
人気ポケモンであるバンギは早くも第二弾で登場です。
また、原点回帰?で、ポケモンにレベル表記が戻りました。
とうとうLV.55以上のバンギです。
悪タイプの2進化、HPは140(このシリーズから、通常のポケモンの最大HPが140に上昇しました)、にげるは4の大台。
闘弱点、抵超抗はお馴染みですが、弱点がこれまでの2倍ではなくなり、+10~40とマイナーチェンジしました。このバンギは闘+30です。抵抗力は一律-20に変更。
上のワザ「しっぺがえし」は2エネ40。相手サイドが残り1枚なら合計80ダメージになり、さらに相手の山札を3枚トラッシュします。
通常ならただ殴るワザですが、対戦相手が勝利目前なら、かなり強力なワザへと変貌します。おそらく、サイド1枚なら対戦も終盤。相手の山も少ないでしょうから、そこから3枚削られるのはとんでもなく厳しいですね。デッキ切れも狙えますが、もちろん80ダメージも高打点。悪特殊効果で実際には90~100?
ただ、このバンギがやられては負けが決定してしまうので過信は禁物。
下のワザ「グラウンドバーン」は4エネ80で、お互いデッキトップを1枚ずつトラッシュ。その中のエネルギーの枚数分20追加するワザです。
とにかくエネ拘束が凶悪。『ダークオーラ』のような色替えポケボディーも、自身にエネ加速するポケパワーもないのに闘闘悪悪はかなり厳しいです。
当時は《Wレインボーエネルギー》や《スクランブルエネルギー》、《ホロンのマルマイン》など全色複数エネルギーも多かったので、このような配色になったと思われます。
自分相手関係なく山札をトラッシュするのはまさにバンギというワザですね。
最大120ダメージ+α。《たつじんのおび》をつければex並みの怪物になります。
イラストレーターは福田正和さん。
PCGシリーズから現在まで描かれ、「ポケモン☆」の全てのイラストを手掛けているため、長くやっている方なら「お馴染み」と安心感のある絵師さんではないでしょうか。(最近では《鍛冶屋》使いの人がよく見る?)
まるでRPGのラスボスのような迫力で山の奥にいるバンギの躍動感あるイラストですね。
踏み出した左足が綺麗で美脚です。
対戦者にとっては、残りサイド1枚のところで現れた、避けては通れないラスボス!
闘闘悪悪とか、悪悪悪悪悪とか色拘束が強いのもバンギの特徴(魅力)の一つですね。
一見困難な条件でも「頑張ってやってやろう!」感が出てきます。
では、また次のバンギ紹介で。
今回はポケモンカードゲームDPシリーズ「湖の秘密」に収録されている《バンギラス》LV.57です。
長かったPCGシリーズが終わり、新たにDPシリーズが始まりました。
このシリーズは「これまでに登場した全てのポケモンを一回は収録する(ユンゲラーは除く)」という素晴らしいテーマがありました。
人気ポケモンであるバンギは早くも第二弾で登場です。
また、原点回帰?で、ポケモンにレベル表記が戻りました。
とうとうLV.55以上のバンギです。
悪タイプの2進化、HPは140(このシリーズから、通常のポケモンの最大HPが140に上昇しました)、にげるは4の大台。
闘弱点、抵超抗はお馴染みですが、弱点がこれまでの2倍ではなくなり、+10~40とマイナーチェンジしました。このバンギは闘+30です。抵抗力は一律-20に変更。
上のワザ「しっぺがえし」は2エネ40。相手サイドが残り1枚なら合計80ダメージになり、さらに相手の山札を3枚トラッシュします。
通常ならただ殴るワザですが、対戦相手が勝利目前なら、かなり強力なワザへと変貌します。おそらく、サイド1枚なら対戦も終盤。相手の山も少ないでしょうから、そこから3枚削られるのはとんでもなく厳しいですね。デッキ切れも狙えますが、もちろん80ダメージも高打点。悪特殊効果で実際には90~100?
ただ、このバンギがやられては負けが決定してしまうので過信は禁物。
下のワザ「グラウンドバーン」は4エネ80で、お互いデッキトップを1枚ずつトラッシュ。その中のエネルギーの枚数分20追加するワザです。
とにかくエネ拘束が凶悪。『ダークオーラ』のような色替えポケボディーも、自身にエネ加速するポケパワーもないのに闘闘悪悪はかなり厳しいです。
当時は《Wレインボーエネルギー》や《スクランブルエネルギー》、《ホロンのマルマイン》など全色複数エネルギーも多かったので、このような配色になったと思われます。
自分相手関係なく山札をトラッシュするのはまさにバンギというワザですね。
最大120ダメージ+α。《たつじんのおび》をつければex並みの怪物になります。
イラストレーターは福田正和さん。
PCGシリーズから現在まで描かれ、「ポケモン☆」の全てのイラストを手掛けているため、長くやっている方なら「お馴染み」と安心感のある絵師さんではないでしょうか。(最近では《鍛冶屋》使いの人がよく見る?)
まるでRPGのラスボスのような迫力で山の奥にいるバンギの躍動感あるイラストですね。
踏み出した左足が綺麗で美脚です。
対戦者にとっては、残りサイド1枚のところで現れた、避けては通れないラスボス!
闘闘悪悪とか、悪悪悪悪悪とか色拘束が強いのもバンギの特徴(魅力)の一つですね。
一見困難な条件でも「頑張ってやってやろう!」感が出てきます。
では、また次のバンギ紹介で。
歴代バンギの紹介 其の十三 一撃必殺、雷震バンギex
2017年7月3日 歴代バンギ紹介 コメント (5)
歴代バンギ紹介十三回目です。
今回はポケモンカードゲーム(PCG)シリーズ構築済みデッキ「雷震! バンギラスex」に収録されている《バンギラスex(δ-デルタ種)》です。
3種類目のバンギexです。
(これまで説明忘れてましたがポケモンexは通常のポケモンとは違い、強力で派手なワザやポケパワー、ポケボディーを持つ代わりに気絶した際サイド2枚取られるデメリットをもったポケモンです。たね、1進化、2進化関係なく存在するのでEXというより今のGXに近い感じです。)
前回の赤バンギ同様、デルタ種のポケモンで、かつexです。
タイプは雷でHPは150、弱点は草で抵抗力は無し。デルタ種のバンギは草弱点です。
にげるは増えて3。
現在のバンギはなぜかボスゴドラと対になることが多いですが(メガシンカとか)、このバンギexはサーナイトと対になっていました。
封印マーカー、雷震マーカーとこのカードのみにしか使わない特殊なマーカーを使用したり、同時に発売した構築済みデッキでライバル関係でした。
サーナイトexは炎タイプでポケパワー、ボディーを封じる「ふういん」を持っていました。
個人的には同じ600族で進化レベルも同じカイリューがバンギと対になる存在と思っているのですが…。
わるいバンギ(ロケット団の逆襲)以来の三つのワザを持つバンギです。
一つ目のワザ「エレマーク」は2エネで相手のポケモン一匹に「雷震マーカー」を乗せるワザです。
このバンギの核となるワザで、1ターン消費してしまいますが、相手の場が整う序盤に早めに進化して打てばリスクも少なくなるでしょう。勿論狙うべきはたねexです。
二つ目のワザ「ハイパークロー」は3エネ70で、相手が2進化なら合計90ダメージになるワザです。打点が優秀で、唯一相手にダメージを与えられるワザですので、相手が非ex主体のデッキなら、このワザでどんどん攻撃していきましょう。
三つ目のワザはこのバンギの真骨頂「らいしん」。エレマークで乗せた「雷震マーカー」がのっている相手のポケモンを1匹を気絶させる、一撃必殺のワザです。
どんなにHPが高かろうが、ベンチに逃げていようが問答無用で気絶となります。マーカーが乗っているポケモンがいるだけで相手は恐怖でしょう。
この「雷震マーカー」ですが、バトル場からベンチに逃れたくらいでは外れません。進化退化では外れてしまうので、進化しきったポケモンやたねのexが狙い目。
採用率は高くないですが、《トロピウス(δ-デルタ種)》のポケパワーでも無効にされてしまうので注意。
もし、このワザが「相手の場の雷震マーカーが乗っているポケモン」全てを同時に気絶させる効果だったら、当時の大会環境はこのバンギ一色になっていたでしょう。
イラストレーターはYusuke Shimadaさん。
このバンギexのみを描いている?方で、3Dイラストです。
雷を纏い、力強い表情で描かれている迫力あるバンギですね。
exということで、上半身アップで巨大さを際立たせています。
このカードでしか使わない特殊なマーカーがあるのは、ゲームの幅が広がって面白いですね。カードの個性にもなりますし。
あと、このバンギのジャンボカ-ド(下敷きサイズ)がかつてイベントで配布されました。
ずっと探しているのですが中々出回らないほど貴重な品みたいです。
欲しいのですが、綺麗な状態だと多分かなりプレミアついてるので難しいかな。
いつかは入手したいです!
では、また次のバンギ紹介で。
今回はポケモンカードゲーム(PCG)シリーズ構築済みデッキ「雷震! バンギラスex」に収録されている《バンギラスex(δ-デルタ種)》です。
3種類目のバンギexです。
(これまで説明忘れてましたがポケモンexは通常のポケモンとは違い、強力で派手なワザやポケパワー、ポケボディーを持つ代わりに気絶した際サイド2枚取られるデメリットをもったポケモンです。たね、1進化、2進化関係なく存在するのでEXというより今のGXに近い感じです。)
前回の赤バンギ同様、デルタ種のポケモンで、かつexです。
タイプは雷でHPは150、弱点は草で抵抗力は無し。デルタ種のバンギは草弱点です。
にげるは増えて3。
現在のバンギはなぜかボスゴドラと対になることが多いですが(メガシンカとか)、このバンギexはサーナイトと対になっていました。
封印マーカー、雷震マーカーとこのカードのみにしか使わない特殊なマーカーを使用したり、同時に発売した構築済みデッキでライバル関係でした。
サーナイトexは炎タイプでポケパワー、ボディーを封じる「ふういん」を持っていました。
個人的には同じ600族で進化レベルも同じカイリューがバンギと対になる存在と思っているのですが…。
わるいバンギ(ロケット団の逆襲)以来の三つのワザを持つバンギです。
一つ目のワザ「エレマーク」は2エネで相手のポケモン一匹に「雷震マーカー」を乗せるワザです。
このバンギの核となるワザで、1ターン消費してしまいますが、相手の場が整う序盤に早めに進化して打てばリスクも少なくなるでしょう。勿論狙うべきはたねexです。
二つ目のワザ「ハイパークロー」は3エネ70で、相手が2進化なら合計90ダメージになるワザです。打点が優秀で、唯一相手にダメージを与えられるワザですので、相手が非ex主体のデッキなら、このワザでどんどん攻撃していきましょう。
三つ目のワザはこのバンギの真骨頂「らいしん」。エレマークで乗せた「雷震マーカー」がのっている相手のポケモンを1匹を気絶させる、一撃必殺のワザです。
どんなにHPが高かろうが、ベンチに逃げていようが問答無用で気絶となります。マーカーが乗っているポケモンがいるだけで相手は恐怖でしょう。
この「雷震マーカー」ですが、バトル場からベンチに逃れたくらいでは外れません。進化退化では外れてしまうので、進化しきったポケモンやたねのexが狙い目。
採用率は高くないですが、《トロピウス(δ-デルタ種)》のポケパワーでも無効にされてしまうので注意。
もし、このワザが「相手の場の雷震マーカーが乗っているポケモン」全てを同時に気絶させる効果だったら、当時の大会環境はこのバンギ一色になっていたでしょう。
イラストレーターはYusuke Shimadaさん。
このバンギexのみを描いている?方で、3Dイラストです。
雷を纏い、力強い表情で描かれている迫力あるバンギですね。
exということで、上半身アップで巨大さを際立たせています。
このカードでしか使わない特殊なマーカーがあるのは、ゲームの幅が広がって面白いですね。カードの個性にもなりますし。
あと、このバンギのジャンボカ-ド(下敷きサイズ)がかつてイベントで配布されました。
ずっと探しているのですが中々出回らないほど貴重な品みたいです。
欲しいのですが、綺麗な状態だと多分かなりプレミアついてるので難しいかな。
いつかは入手したいです!
では、また次のバンギ紹介で。
歴代バンギの紹介 其の十二 デュアルタイプ、赤銀バンギ
2017年6月30日 歴代バンギ紹介
歴代バンギ紹介十二回目です。
今回はポケモンカードゲーム(PCG)シリーズ「ホロンの研究塔」に収録されている《バンギラス(δ-デルタ種)》です。
悪でも闘でもない、「炎」と「鋼」の混合デュアルタイプです。
なかなかカオスな組み合わせのタイプですが、何故こうなったかというと、PCGシリーズの後半に登場した「δ-デルタ種」のバンギだからです。
デルタ種(しゅ)というのは本来のタイプとは別のタイプになった特殊なポケモンで、ポケカオリジナルの設定です。
ミュウが水タイプだったり、リザードンが雷と鋼タイプだったり、ボーマンダが炎と鋼タイプだったりします。「わるい」ポケモンが悪複合であることが多かったのに対し、デルタ種は鋼複合がとても多いです。
姿は同じですが、タイプが変わるので、ゲームでいう「アローラ形態(リージョンフォーム)」に近い感じですかね。
HPは120で弱点は草、抵抗力は無し。にげるは2。このバンギが最後のにげ2バンギになります。これ以降はにげるエネが3か4に固定され完全に重量級としての扱いになってきますね。ポケカの性能としてはにげエネが軽い方が強いですが、重い方がバンギらしいですね。多分これからもにげ2のバンギは登場しないと思います。
ポケパワーは「クラッシュドロー」。
デッキトップを公開して、基本エネルギーなら自分のポケモンにつけられ、違うなら山札の上に戻す。クラッシュもドローもしていません。
カードを公開する以外にデメリットがない優秀なポケパワーなので、がんがん使って行きましょう。《ポケモン図鑑HANDY909》などの山札操作系のカードと合わせると強力ですね。
ワザ「デルタクラッシュ」は3エネ50で望むなら自分のエネを一個トラッシュ、トラッシュした場合合計70ダメージになる中打点のワザ。
ポケパワーとも噛み合っていて、状況に応じてダメージ量を変えられる便利なワザですね。一人でコンボが完成しているのは素晴らしいです。
難点は必要エネが炎と鋼の多色ワザな点。《ホロンのレアコイル(マルマイン)》を使えばスムーズに行くかも。
イラストレーターは前回紹介したバンギと同じく有田満弘さん。
今回は有田さんの良さがふんだんに発揮されてます。
研究塔内部で侵入者を見張っている?様子のバンギを背面から描いたイラスト。
カードセットの世界観を再現しつつバンギのシブさを表現した有田さんならではの素晴らしいイラストですね。さすがレジェンド絵師!
尻尾がアップで見えてる(かわいい)のも珍しいです。
「デルタクラッシュ」や「メガトンテール」のような横文字カタカナのワザ名もかっこよくて良いのですが、個人的には「おしつぶす」や「いかりのほうこう」の和名ひらがなのワザ名(特性名)の方が好きです。
そんな点ではこのバンギは唯一ワザ名や能力名にひらがなが使われていないバンギなんですね(MバンギラスEXは除く)。
次のバンギはどんなワザ名を持っているか分かりませんが、ひらがなワザ名特性名を持っててくれたら嬉しいです。
では、また次のバンギ紹介で。
今回はポケモンカードゲーム(PCG)シリーズ「ホロンの研究塔」に収録されている《バンギラス(δ-デルタ種)》です。
悪でも闘でもない、「炎」と「鋼」の混合デュアルタイプです。
なかなかカオスな組み合わせのタイプですが、何故こうなったかというと、PCGシリーズの後半に登場した「δ-デルタ種」のバンギだからです。
デルタ種(しゅ)というのは本来のタイプとは別のタイプになった特殊なポケモンで、ポケカオリジナルの設定です。
ミュウが水タイプだったり、リザードンが雷と鋼タイプだったり、ボーマンダが炎と鋼タイプだったりします。「わるい」ポケモンが悪複合であることが多かったのに対し、デルタ種は鋼複合がとても多いです。
姿は同じですが、タイプが変わるので、ゲームでいう「アローラ形態(リージョンフォーム)」に近い感じですかね。
HPは120で弱点は草、抵抗力は無し。にげるは2。このバンギが最後のにげ2バンギになります。これ以降はにげるエネが3か4に固定され完全に重量級としての扱いになってきますね。ポケカの性能としてはにげエネが軽い方が強いですが、重い方がバンギらしいですね。多分これからもにげ2のバンギは登場しないと思います。
ポケパワーは「クラッシュドロー」。
デッキトップを公開して、基本エネルギーなら自分のポケモンにつけられ、違うなら山札の上に戻す。クラッシュもドローもしていません。
カードを公開する以外にデメリットがない優秀なポケパワーなので、がんがん使って行きましょう。《ポケモン図鑑HANDY909》などの山札操作系のカードと合わせると強力ですね。
ワザ「デルタクラッシュ」は3エネ50で望むなら自分のエネを一個トラッシュ、トラッシュした場合合計70ダメージになる中打点のワザ。
ポケパワーとも噛み合っていて、状況に応じてダメージ量を変えられる便利なワザですね。一人でコンボが完成しているのは素晴らしいです。
難点は必要エネが炎と鋼の多色ワザな点。《ホロンのレアコイル(マルマイン)》を使えばスムーズに行くかも。
イラストレーターは前回紹介したバンギと同じく有田満弘さん。
今回は有田さんの良さがふんだんに発揮されてます。
研究塔内部で侵入者を見張っている?様子のバンギを背面から描いたイラスト。
カードセットの世界観を再現しつつバンギのシブさを表現した有田さんならではの素晴らしいイラストですね。さすがレジェンド絵師!
尻尾がアップで見えてる(かわいい)のも珍しいです。
「デルタクラッシュ」や「メガトンテール」のような横文字カタカナのワザ名もかっこよくて良いのですが、個人的には「おしつぶす」や「いかりのほうこう」の和名ひらがなのワザ名(特性名)の方が好きです。
そんな点ではこのバンギは唯一ワザ名や能力名にひらがなが使われていないバンギなんですね(MバンギラスEXは除く)。
次のバンギはどんなワザ名を持っているか分かりませんが、ひらがなワザ名特性名を持っててくれたら嬉しいです。
では、また次のバンギ紹介で。
歴代バンギの紹介 其の十一 バンギex、再び
2017年6月23日 歴代バンギ紹介 コメント (4)
歴代バンギ紹介十一回目です。
今回はポケモンカードゲーム(PCG)シリーズ「金の空、銀の海」に収録されている《バンギラスex》です。
トレーナーズのプロモ以来、2種類目のバンギexとなります。
HPはこれまでのバンギ史上最高の160、超抵抗で弱点は前回のex同様闘と草。
高HPなのににげるは2。PCGシリーズではバンギのにげエネを少なく設定してますね。
このバンギの特筆すべき点はなんと言っても4つのワザを持つということです。三つまでは結構いますが、ワザ4つは本当に少なく、ポケカの歴史の中でも素でワザを4つ持っているポケモンはバンギとバクオングしかいません。
テキストは強いことしか書いてません。
ワザ名は全部ひらがな!しかも全てトラッシュに関わることですし、「こわす」とか「きれる」とかばかり。このセンス、大好きです。
一つ目のワザ「たたきこわす」は1エネ30で場のスタジアムをトラッシュするワザ。
正直かなり使い勝手のいいワザです。コストパフォーマンスも良いし、相手の妨害もできます。当然こちらの出したスタジアムも壊れますが、そこは出さなければいい話。
スタジアムを自分で出したければ下のワザを使いましょう。
二つ目のワザ「くつがえす」は2エネ30で相手の特殊エネを一個トラッシュ。
打点は上のと同じですが、エネ拘束がないのが素晴らしいです。悪エネでダメージは上がっていきますし、当時は特殊エネが本当に多かったのでほとんどのデッキに刺さる優秀なワザです。
三つめのワザ「かきみだす」は3エネ70で相手の山札を1枚トラッシュ。
ゲームのバンギは「いわ」と「あく」タイプなので、悪エネ以外にも闘エネを要求することが多々あります。ましてや当時、悪エネは特殊エネしかなかったので、そうした要因も2色ワザに拍車をかけています。
打点も効果も強力なワザ。デメリットなしでこれは現在の環境でも通用するレベル…はちょっと言い過ぎですが。相手にとっては地味にデッキトップが削られていくのは嫌でしょう。
四つ目のワザ「ぶちきれる」は4エネ120で自分の山札を3枚トラッシュする大ワザ。
素の打点で1進化exくらいなら一撃ですし、悪特殊効果や《ちからのかけら》をつければ2進化exもワンパンで倒せてしまいます。
デメリットは自分の山が削られていくのと、エネ拘束の強さ。当時のエネ加速の多くが「exを除く」と書かれていたので、普通に打つまでに4ターンかかります。そのための上のワザなのですが、一気に決めたい時は厳しいですね。悪エネ二つ必要なのも地味に痛いです。ただエネさえついてしまえば強力極まりないワザなので、それまで頑張るしかないですね。
《ホロンのマルマイン(レアコイル)》などを駆使しましょう。打ち過ぎには注意。
イラストレーターはポケカイラストのレジェンド、有田満弘さん。
ポケカ最初期から現在まで第一線で描かれ、パッケージのイラストも数多く担当。
「有田さんのイラストが一番好き」というファンも多いです。
ただexのイラストは基本的に3DCGなので、普段の有田さんの味があまり生かされていないのは少し寂しいです(次回紹介予定のバンギのイラストも有田さんで、そちらの方では良さがいかんなく発揮されています!)。
ななめアングルでバンギの全身を収めてくれているのは素晴らしいです。これまでのイラストは上半身のアップが多く、下まで写らなかったので。
鋭い表情で雄たけびをあげている様はまさに強者の佇まい。
1エネ2エネ3エネ4エネとエネ配分が段階を踏んでるのがバランスがよく、序盤でも中盤でも終盤でも活躍できる完成度をもったバンギですね。
最近のバンギは4エネや5エネが必要で、低エネで打てるワザがないのがすこし寂しいです。序盤からアメバンギして殴りたい!
低エネで攻撃しながら自身にエネ加速できるワザとか欲しいですね。
もちろん、バンギのカードなら新規収録してくれるだけで嬉しいですよ。
贅沢は言いません(言いまくっている)。
では、また次のバンギ紹介で。
今回はポケモンカードゲーム(PCG)シリーズ「金の空、銀の海」に収録されている《バンギラスex》です。
トレーナーズのプロモ以来、2種類目のバンギexとなります。
HPはこれまでのバンギ史上最高の160、超抵抗で弱点は前回のex同様闘と草。
高HPなのににげるは2。PCGシリーズではバンギのにげエネを少なく設定してますね。
このバンギの特筆すべき点はなんと言っても4つのワザを持つということです。三つまでは結構いますが、ワザ4つは本当に少なく、ポケカの歴史の中でも素でワザを4つ持っているポケモンはバンギとバクオングしかいません。
テキストは強いことしか書いてません。
ワザ名は全部ひらがな!しかも全てトラッシュに関わることですし、「こわす」とか「きれる」とかばかり。このセンス、大好きです。
一つ目のワザ「たたきこわす」は1エネ30で場のスタジアムをトラッシュするワザ。
正直かなり使い勝手のいいワザです。コストパフォーマンスも良いし、相手の妨害もできます。当然こちらの出したスタジアムも壊れますが、そこは出さなければいい話。
スタジアムを自分で出したければ下のワザを使いましょう。
二つ目のワザ「くつがえす」は2エネ30で相手の特殊エネを一個トラッシュ。
打点は上のと同じですが、エネ拘束がないのが素晴らしいです。悪エネでダメージは上がっていきますし、当時は特殊エネが本当に多かったのでほとんどのデッキに刺さる優秀なワザです。
三つめのワザ「かきみだす」は3エネ70で相手の山札を1枚トラッシュ。
ゲームのバンギは「いわ」と「あく」タイプなので、悪エネ以外にも闘エネを要求することが多々あります。ましてや当時、悪エネは特殊エネしかなかったので、そうした要因も2色ワザに拍車をかけています。
打点も効果も強力なワザ。デメリットなしでこれは現在の環境でも通用するレベル…はちょっと言い過ぎですが。相手にとっては地味にデッキトップが削られていくのは嫌でしょう。
四つ目のワザ「ぶちきれる」は4エネ120で自分の山札を3枚トラッシュする大ワザ。
素の打点で1進化exくらいなら一撃ですし、悪特殊効果や《ちからのかけら》をつければ2進化exもワンパンで倒せてしまいます。
デメリットは自分の山が削られていくのと、エネ拘束の強さ。当時のエネ加速の多くが「exを除く」と書かれていたので、普通に打つまでに4ターンかかります。そのための上のワザなのですが、一気に決めたい時は厳しいですね。悪エネ二つ必要なのも地味に痛いです。ただエネさえついてしまえば強力極まりないワザなので、それまで頑張るしかないですね。
《ホロンのマルマイン(レアコイル)》などを駆使しましょう。打ち過ぎには注意。
イラストレーターはポケカイラストのレジェンド、有田満弘さん。
ポケカ最初期から現在まで第一線で描かれ、パッケージのイラストも数多く担当。
「有田さんのイラストが一番好き」というファンも多いです。
ただexのイラストは基本的に3DCGなので、普段の有田さんの味があまり生かされていないのは少し寂しいです(次回紹介予定のバンギのイラストも有田さんで、そちらの方では良さがいかんなく発揮されています!)。
ななめアングルでバンギの全身を収めてくれているのは素晴らしいです。これまでのイラストは上半身のアップが多く、下まで写らなかったので。
鋭い表情で雄たけびをあげている様はまさに強者の佇まい。
1エネ2エネ3エネ4エネとエネ配分が段階を踏んでるのがバランスがよく、序盤でも中盤でも終盤でも活躍できる完成度をもったバンギですね。
最近のバンギは4エネや5エネが必要で、低エネで打てるワザがないのがすこし寂しいです。序盤からアメバンギして殴りたい!
低エネで攻撃しながら自身にエネ加速できるワザとか欲しいですね。
もちろん、バンギのカードなら新規収録してくれるだけで嬉しいですよ。
贅沢は言いません(言いまくっている)。
では、また次のバンギ紹介で。
歴代バンギの紹介 其の十 わるくてスリムなバンギ
2017年6月18日 歴代バンギ紹介
歴代バンギ紹介十回目です。
今回はポケモンカードゲーム(PCG)シリーズ「ロケット団の逆襲」に収録されている《わるいバンギラス》です。
以前紹介した《バンギラス》(海からの風)以来となる、三つワザを持つバンギですね。
前回の悪闘混合タイプと違い、悪単色でHP120、弱点闘、抵抗力超といつもの。
にげるは珍しく2。カリバンに続き2種類目。
因みに、この「わるバン」と前回の「わるバン」ですが、拡張パックと構築済みデッキの発売日が同じでした。パックの方には今回のバンギしか収録されておらず、進化前のヨーギラスとわるいサナギラスは入っておりません。ですので、このバンギでデッキを組むなら構築済みの方も買わなくてはいけないという商売上手?なやり方でした。
バンギ好きとしてはどっちも買うのが義務なので問題ないのですが。
一つ目のワザ「おしつぶす」は、1エネ10で、ついているエネルギーの数分、10ダメージずつ追加されるワザ。単純で明快。ただ、基本的に3エネつけば二つ目のワザ、5エネついたら三つ目のワザを使った方が強いので、中継ぎと考えましょう。
序盤から殴れるのは勿論強いです。基本エネだけでなく特殊エネも対応しているのがとても優秀。
二つ目のワザ「スピンテール」は3エネで相手全員にそれぞれ20ダメージ。
このカードのメインウェポンであり、強力なコンボの中核を担うワザです。
「サイドが負けてる状態なら全部のタイプのエネ3個分」というブッ壊れカード《スクランブルエネルギー》もしくは「わるいポケモン、R団のポケモン専用の悪タイプ2個分」となる《R-エネルギー》、または「自分が気絶する代わりにトラッシュからエネルギー5枚を場に好きなようにつけられる」《マルマインex》などを使い必要なエネを揃え、このワザを連打。
相手の場がダメカンだらけになった所を「相手の場のポケモン全員を退化させる」ワザマシン《超古代のワザマシン[岩]》を使用し全滅させ勝利するデッキが存在しました。
現在の環境ならポリゴンZでワザを使わず退化、その前に回復や手札リターンでダメカンがあまりたまらなかったり、そもそも高HPのたねばかりなので、こういうデッキは流行らなさそうですが、当時は(このサイズなら)そんな一瞬で倒されることもないので、数ターンかけたコンボも多かった気がします。どちらの時代がよいかは分かりません。
三つめのワザ「かみちぎる」は5エネ70で、相手が「ポケモンex」なら合計120ダメージになる大ワザ。対exの必殺技で、1進化くらいまでのexなら一撃ですね。
これも「海からの風」のバンギ以来となる5エネのワザです。
上の「スピンテール」ではどうしても間に合わないという場合はコレを使います。
スクランブル、Rエネに引けをとらないブッ壊れ《ブーストエネルギー》で無色3個簡単に補充できます。
イラストレーターはNakaokaさん。
PCGからDPシリーズにかけて描いていた方です。
前回同様顔に影がかかり、赤い背景、イナズマと一目で「わるい」と分かるも孤高のカッコヨさを兼ねる素晴らしいイラストですね。
凛とした立ち姿は他のバンギと比べどこか痩せている印象。にげ2も相まって個人的には「スリムなバンギ」と呼んでいます。
自分は全てのバンギのカードの中から「このバンギとこのバンギは似てる」と共通点を見つけるのが好きで、三つのワザもあってこのバンギは「海からの風」のバンギと似た雰囲気を感じます(1エネ3エネ5エネのワザがある為)。
そして5エネワザの共通点では後に登場する「破空の激闘」のバンギはもっと似ていて、このカードも持つ「おしつぶす」と「スピンテール」を持っています(おそらく意識してデザインされたリメイク)。
SM環境のカードの中にも、過去のカードのリメイクがあるかもしれません。同名のポケモンでなくとも共通点を探してみれば面白いですよ。
「手抜きしてデザインしているだけ」は禁句。
では、また次のバンギ紹介で。
今回はポケモンカードゲーム(PCG)シリーズ「ロケット団の逆襲」に収録されている《わるいバンギラス》です。
以前紹介した《バンギラス》(海からの風)以来となる、三つワザを持つバンギですね。
前回の悪闘混合タイプと違い、悪単色でHP120、弱点闘、抵抗力超といつもの。
にげるは珍しく2。カリバンに続き2種類目。
因みに、この「わるバン」と前回の「わるバン」ですが、拡張パックと構築済みデッキの発売日が同じでした。パックの方には今回のバンギしか収録されておらず、進化前のヨーギラスとわるいサナギラスは入っておりません。ですので、このバンギでデッキを組むなら構築済みの方も買わなくてはいけないという商売上手?なやり方でした。
バンギ好きとしてはどっちも買うのが義務なので問題ないのですが。
一つ目のワザ「おしつぶす」は、1エネ10で、ついているエネルギーの数分、10ダメージずつ追加されるワザ。単純で明快。ただ、基本的に3エネつけば二つ目のワザ、5エネついたら三つ目のワザを使った方が強いので、中継ぎと考えましょう。
序盤から殴れるのは勿論強いです。基本エネだけでなく特殊エネも対応しているのがとても優秀。
二つ目のワザ「スピンテール」は3エネで相手全員にそれぞれ20ダメージ。
このカードのメインウェポンであり、強力なコンボの中核を担うワザです。
「サイドが負けてる状態なら全部のタイプのエネ3個分」というブッ壊れカード《スクランブルエネルギー》もしくは「わるいポケモン、R団のポケモン専用の悪タイプ2個分」となる《R-エネルギー》、または「自分が気絶する代わりにトラッシュからエネルギー5枚を場に好きなようにつけられる」《マルマインex》などを使い必要なエネを揃え、このワザを連打。
相手の場がダメカンだらけになった所を「相手の場のポケモン全員を退化させる」ワザマシン《超古代のワザマシン[岩]》を使用し全滅させ勝利するデッキが存在しました。
現在の環境ならポリゴンZでワザを使わず退化、その前に回復や手札リターンでダメカンがあまりたまらなかったり、そもそも高HPのたねばかりなので、こういうデッキは流行らなさそうですが、当時は(このサイズなら)そんな一瞬で倒されることもないので、数ターンかけたコンボも多かった気がします。どちらの時代がよいかは分かりません。
三つめのワザ「かみちぎる」は5エネ70で、相手が「ポケモンex」なら合計120ダメージになる大ワザ。対exの必殺技で、1進化くらいまでのexなら一撃ですね。
これも「海からの風」のバンギ以来となる5エネのワザです。
上の「スピンテール」ではどうしても間に合わないという場合はコレを使います。
スクランブル、Rエネに引けをとらないブッ壊れ《ブーストエネルギー》で無色3個簡単に補充できます。
イラストレーターはNakaokaさん。
PCGからDPシリーズにかけて描いていた方です。
前回同様顔に影がかかり、赤い背景、イナズマと一目で「わるい」と分かるも孤高のカッコヨさを兼ねる素晴らしいイラストですね。
凛とした立ち姿は他のバンギと比べどこか痩せている印象。にげ2も相まって個人的には「スリムなバンギ」と呼んでいます。
自分は全てのバンギのカードの中から「このバンギとこのバンギは似てる」と共通点を見つけるのが好きで、三つのワザもあってこのバンギは「海からの風」のバンギと似た雰囲気を感じます(1エネ3エネ5エネのワザがある為)。
そして5エネワザの共通点では後に登場する「破空の激闘」のバンギはもっと似ていて、このカードも持つ「おしつぶす」と「スピンテール」を持っています(おそらく意識してデザインされたリメイク)。
SM環境のカードの中にも、過去のカードのリメイクがあるかもしれません。同名のポケモンでなくとも共通点を探してみれば面白いですよ。
「手抜きしてデザインしているだけ」は禁句。
では、また次のバンギ紹介で。
歴代バンギの紹介 其の九 デュアルタイプ、黒茶バンギ
2017年6月16日 歴代バンギ紹介 コメント (2)
歴代バンギ紹介九回目です。
今回はポケモンカードゲーム(PCG)シリーズの構築済みデッキ「ロケット団ハーフデッキW -black-」に収録されている《わるいバンギラス》です。
悪と闘の混合、デュアルタイプで、かつ「わるいポケモン」になります。旧裏の《わるいバンギラス》同様、普通のサナギラスではなく《わるいサナギラス》からのみ進化できます。
基本的にポケカ、バンギのタイプは悪なのですが、「わるい」がつくと闘タイプになりがちに。
HPは120でにげるは3。弱点はいつもの闘ではなく草(ゲームでいう「くさ」と「むし」に当たるため)の代わりに抵抗力は無し。
このバンギもキラとノンキラの2種類が存在します。
ポケボディーは『すなおこし』。ゲームをやっている人からすれば、「バンギと言えば『すなおこし』!」という位バンギの代名詞となっているもので、ポケカとしてはこの時初めて実装されました。
バトル場にいれば、ポケモンチェックのたびに相手のたね全員にダメカンを乗せる強力な能力です。ワザだけでなく、ポケボディーでもダメカンをバラまけるのは非常にバンギらしいのですが、これ以降のバンギは「すなおこし」系の特性を持っていません。
代わりに「すな〇〇」はフライゴンの十八番に…。
ワザ「きずをえぐる」(すごいワザ名)は3エネ50で、すでに相手に2個以上ダメカンが乗っていれば合計70ダメージになります。
『すなおこし』とも嚙み合っていて優秀なワザです。勿論、悪エネで打点も上がりますので言うことないですね。
サイドが負けてる状態なら《スクランブルエネルギー》一枚でワザが打ててしまいます。
イラストレーターはKyoko Koizumiさん。
PCGシリーズのみのゲスト?の方(小泉今日子ではない)。
砂嵐の中、獲物を見つけたかのような凶悪な顔がまさに「わるい」の印象を与えるバンギですね。影がかかっているのも悪役感があって渋いです。
次回、紹介予定の《わるいバンギラス》(ロケット団の逆襲)が「スリムなバンギ」なら、このバンギは「重量感のあるバンギ」だと思います。
ちょっと前のXY11でも二つのタイプのポケモンは出ましたが、もし今闘と悪の混合カードが出たら。《ストロングエネルギー》や《リバースバレー》で打点が上がり、《きあいのタスキ》で一撃では倒されないと猛威を振るいますね。
バンギで出して欲しかった…(SM3でも結局バンギは出ず)。
では、また次のバンギ紹介で。
今回はポケモンカードゲーム(PCG)シリーズの構築済みデッキ「ロケット団ハーフデッキW -black-」に収録されている《わるいバンギラス》です。
悪と闘の混合、デュアルタイプで、かつ「わるいポケモン」になります。旧裏の《わるいバンギラス》同様、普通のサナギラスではなく《わるいサナギラス》からのみ進化できます。
基本的にポケカ、バンギのタイプは悪なのですが、「わるい」がつくと闘タイプになりがちに。
HPは120でにげるは3。弱点はいつもの闘ではなく草(ゲームでいう「くさ」と「むし」に当たるため)の代わりに抵抗力は無し。
このバンギもキラとノンキラの2種類が存在します。
ポケボディーは『すなおこし』。ゲームをやっている人からすれば、「バンギと言えば『すなおこし』!」という位バンギの代名詞となっているもので、ポケカとしてはこの時初めて実装されました。
バトル場にいれば、ポケモンチェックのたびに相手のたね全員にダメカンを乗せる強力な能力です。ワザだけでなく、ポケボディーでもダメカンをバラまけるのは非常にバンギらしいのですが、これ以降のバンギは「すなおこし」系の特性を持っていません。
代わりに「すな〇〇」はフライゴンの十八番に…。
ワザ「きずをえぐる」(すごいワザ名)は3エネ50で、すでに相手に2個以上ダメカンが乗っていれば合計70ダメージになります。
『すなおこし』とも嚙み合っていて優秀なワザです。勿論、悪エネで打点も上がりますので言うことないですね。
サイドが負けてる状態なら《スクランブルエネルギー》一枚でワザが打ててしまいます。
イラストレーターはKyoko Koizumiさん。
PCGシリーズのみのゲスト?の方(小泉今日子ではない)。
砂嵐の中、獲物を見つけたかのような凶悪な顔がまさに「わるい」の印象を与えるバンギですね。影がかかっているのも悪役感があって渋いです。
次回、紹介予定の《わるいバンギラス》(ロケット団の逆襲)が「スリムなバンギ」なら、このバンギは「重量感のあるバンギ」だと思います。
ちょっと前のXY11でも二つのタイプのポケモンは出ましたが、もし今闘と悪の混合カードが出たら。《ストロングエネルギー》や《リバースバレー》で打点が上がり、《きあいのタスキ》で一撃では倒されないと猛威を振るいますね。
バンギで出して欲しかった…(SM3でも結局バンギは出ず)。
では、また次のバンギ紹介で。
歴代バンギの紹介 其の八 ex、その始まりのバンギ
2017年6月9日 歴代バンギ紹介 コメント (2)
歴代バンギ紹介八回目です。
今回はポケモンカードe末期、ADVシリーズに移行する直前に「トレーナーズ」のプロモーションカードとして登場した《バンギラスex》です。
『ex』は「イーエックス」ではなく「エクストラ」と読みます(後のEXとは別物)。
新たにADVに突入する転換期で、まだパックも発売されていなかった為、発売日の関係上このバンギが最初の「ポケモンex」となりました。
個人的な話になりますが、このバンギは自分がポケカに本格的にハマるきっかけになったカードです。
この当時、「トレーナーズ」という公式ファンブックがあり、そのオマケとして《ヨーギラス》、《サナギラス》、《バンギラスex》の進化セットが付いていました。
ポケカに誘ってくれた友人のお兄さんがトレーナーズを購読していて、ファイルに入っていたこのカードを見せてくれた時、自分は「かっこいい!」と思わず声が出たのを覚えています(元々一番好きなポケモンがバンギでした)。
通販でお金を払えば届けてくれるので、友人に頼み込んでトレーナーズをもう一冊を買ってもらいました(もちろんお金は自分が払いました)。
そうして手に入ったバンギなので、思い出もひとしおです。
プロモカードなのでexでもノンキラ(そこがまた良い)。
HPは驚異の150。抵抗力は超。弱点は闘と草の二つ。
ADVはこれまでのポケカの常識を覆す新たなルール追加、変更が多いです。
上のワザ「ひっかく」は1エネ20のシンプルなワザ。
地味なように見えますが、無色起動で序盤からHP150の怪物が殴ってくるのは、対戦相手からすれば恐怖でしょう。
しかも悪エネが付けば打点もどんどん上昇していきます。
下のワザ「デスクラッシュ」は4エネ80で自分のエネをトラッシュするワザ。
悪タイプですが、必要なエネは闘です。
まだ新シリーズが始まる前なので、ポケモンカードeの名残があります。
「e」のカードとして見れば強力極まりないワザですが、ADVシリーズはえげつないほどのパワーインフレが起こるため、後期のexと比べると厳しいものがります(それは他の初期登場のexにも言えることですが)。
エネルギーを二つ捨てるので、トラッシュからエネを回収する手段も用意しておこうと、トレーナーズでイマクニもアドバイスしています。
イラストレーターはHisao Nakamuraさん。
主にeとADVで描いてらっしゃいます。
ポケモンexは殆どが3DCGのイラストですが、このカードは珍しく手描き。
バンギ、サナギ、ヨーギと全てこのNakamuraさんが担当。画像は分かり辛いですが、この三枚のイラストがつながっています。
鋭く、惚れ惚れするほどの強い表情で描かれているこのイラストは、自分の中でのバンギイラストランキングでも第二位になるかっこよさです(毎回かっこいい言ってますが。語彙力なくてすいません)。
皆様のなかにも「このカードがきっかけでポケカ始めました」という人も多いのではないでしょうか?
そういうカードは大切にしていきたいですね。
では、また次のバンギ紹介で。
今回はポケモンカードe末期、ADVシリーズに移行する直前に「トレーナーズ」のプロモーションカードとして登場した《バンギラスex》です。
『ex』は「イーエックス」ではなく「エクストラ」と読みます(後のEXとは別物)。
新たにADVに突入する転換期で、まだパックも発売されていなかった為、発売日の関係上このバンギが最初の「ポケモンex」となりました。
個人的な話になりますが、このバンギは自分がポケカに本格的にハマるきっかけになったカードです。
この当時、「トレーナーズ」という公式ファンブックがあり、そのオマケとして《ヨーギラス》、《サナギラス》、《バンギラスex》の進化セットが付いていました。
ポケカに誘ってくれた友人のお兄さんがトレーナーズを購読していて、ファイルに入っていたこのカードを見せてくれた時、自分は「かっこいい!」と思わず声が出たのを覚えています(元々一番好きなポケモンがバンギでした)。
通販でお金を払えば届けてくれるので、友人に頼み込んでトレーナーズをもう一冊を買ってもらいました(もちろんお金は自分が払いました)。
そうして手に入ったバンギなので、思い出もひとしおです。
プロモカードなのでexでもノンキラ(そこがまた良い)。
HPは驚異の150。抵抗力は超。弱点は闘と草の二つ。
ADVはこれまでのポケカの常識を覆す新たなルール追加、変更が多いです。
上のワザ「ひっかく」は1エネ20のシンプルなワザ。
地味なように見えますが、無色起動で序盤からHP150の怪物が殴ってくるのは、対戦相手からすれば恐怖でしょう。
しかも悪エネが付けば打点もどんどん上昇していきます。
下のワザ「デスクラッシュ」は4エネ80で自分のエネをトラッシュするワザ。
悪タイプですが、必要なエネは闘です。
まだ新シリーズが始まる前なので、ポケモンカードeの名残があります。
「e」のカードとして見れば強力極まりないワザですが、ADVシリーズはえげつないほどのパワーインフレが起こるため、後期のexと比べると厳しいものがります(それは他の初期登場のexにも言えることですが)。
エネルギーを二つ捨てるので、トラッシュからエネを回収する手段も用意しておこうと、トレーナーズでイマクニもアドバイスしています。
イラストレーターはHisao Nakamuraさん。
主にeとADVで描いてらっしゃいます。
ポケモンexは殆どが3DCGのイラストですが、このカードは珍しく手描き。
バンギ、サナギ、ヨーギと全てこのNakamuraさんが担当。画像は分かり辛いですが、この三枚のイラストがつながっています。
鋭く、惚れ惚れするほどの強い表情で描かれているこのイラストは、自分の中でのバンギイラストランキングでも第二位になるかっこよさです(毎回かっこいい言ってますが。語彙力なくてすいません)。
皆様のなかにも「このカードがきっかけでポケカ始めました」という人も多いのではないでしょうか?
そういうカードは大切にしていきたいですね。
では、また次のバンギ紹介で。
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